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離乳食期の海藻類の取り入れ方

海藻類の取り入れ方イメージ

子供の離乳食が始まると、それにともない子供の便の変化に驚く方も多いのではないでしょうか。
私も娘が生後6ヶ月のある日、娘の便が完全なる固形に変化した日の事は、おそらく一生忘れないのではなかろうか…というぐらいの衝撃でした。

そして離乳食が3回食に進んだ生後9ヶ月頃から、子供の便秘に悩まされるようになりました。
同じ時期に出産した友人からは、子供の便秘が悪化して小児科で便秘薬を処方してもらったという話も聞きました。
他にも似たような話を聞いたので、同じような時期に同じような悩みを抱える方は多いのかなと思います。

食事の改善で解決するのならば、なるべくそうしてあげたいと思い、娘の離乳食にお通じが良くなるとされる様々な食材を積極的に取り入れることにしました。
おからを少し混ぜ込んでみたり、ゴボウをポタージュにしてみたり、リンゴを多めに食べさせてみたり。
色々試した結果、我が家の娘には海藻類がお通じに効果あり!だと分かりました。
そこで今回は私が実践した海藻類の取り入れ方をご紹介したいと思います。

海藻類の取り入れ方イメージ2
私は主に三種類の海藻を取り入れました。
ひじき:生後8ヶ月からスタート
ワカメ:生後9ヶ月からスタート
もずく:生後10ヶ月からスタート

では、それぞれ当時の離乳食の画像とともにご紹介します。

ひじき
まず、ひじきです。
ひじきは市販のベビーフードの中にもよく見られますよね。
なので、離乳食の海藻類として一番最初に利用しやすいのではないかと思います。
私は最初は生ひじきから取り入れてみました。
(乾燥ひじきを戻すのが面倒だったという理由からです…)
ひじきの取り入れ方
生後9ヶ月の画像では、パンケーキに混ぜています。
市販のパンケーキミックスを混ぜる際に、一緒に生ひじきを入れて、ブレンダーで混ぜて焼きました。
これは手づかみ食べのメニューにもオススメです。
生後10ヶ月の画像では、雑炊に入れています。
他には定番の煮物や、もう少し月齢が進んだ頃にはハンバーグの中によく入れていました。
ひじきを離乳食に取り入れてから、我が家の娘は劇的にお通じに改善が見られたので、他の海藻類も試してみよう!と思えました。

ワカメ
続いては、ワカメです。
ワカメはお味噌汁の定番ですし、和食との相性もバッチリです。
普段大人が食べる状態では歯ごたえがありますが、加熱すればするほどドロドロに柔らかくなる気がします。
なので離乳食では、細かく切る事と、しっかり加熱して柔らかくする事を意識して取り入れるとよいと思います。
ワカメの取り入れ方
生後9ヶ月の画像では、ワカメをご飯と一緒に柔らかめに炊き込んでいます。
細かく切ったワカメを生米と一緒に入れて炊くのですが、これは炊飯器にお任せしたら勝手に丁度良く柔らかくなるでオススメです。
生後10ヶ月の画像では、お豆腐と一緒にお味噌汁に入れています。
ワカメはお刺身用の物があればそれを、なければ塩漬けワカメを戻して塩抜きしたり、カットワカメを戻して使用していました。
他には、卵と一緒に炒めたり、お肉と一緒に煮たりしました。

もずく
最後に、もずくです。
 ビニールパック詰めの物や食品トレーで売られている、味付けされていない生もずくを使っています。
もずくは加熱しても歯ごたえが残るように感じていたので、最初はかなり様子見的な感じで使っていました。
ところが、使ってみると思わぬ利点に気付きました。
もずくは加熱すると料理にとろみが付くのです。
とろみは離乳食の必需品とも思える要素だったので、細かく切ってから煮物や汁物に取り入れました。
もずくの取り入れ方
生後10ヶ月の画像では、ひき肉と根菜の煮物の中に入れています。
もずくを入れる以前は、片栗粉やジャガイモなどでとろみを付けていましたが、もずくを入れるだけで十分なとろみが付くことが分かってからは、もずくを入れる機会が増えました。
生後11ヶ月の画像では、ワカメとともに汁物に入れています。
他には、もう少し月齢が進んだ頃にハンバーグに入れたり、キノコ類とともに佃煮にしたりしていました。

 

海藻類の取り入れ方イメージ

今回ご紹介した取り入れ方は一般的ではなく私個人の経験と感想なので、
お子さんの個人差や食材との相性もありますし、
あくまで一例と考えたうえで参考にしていただけたら、と思います。

我が家の娘の場合だと、ワカメの食物繊維だと効きがよすぎたのか(?)、
ワカメの量が多いと逆にお腹を下す、という事が多々ありました。

そういった事もありますので、十分気を付けてくださいね。

海藻類の取り入れ方イメージ3
海藻類は大人の食事でも意識して「取り入れよう!」と思わないと、なかなか手を出しにくい食材だと思います。
なので普段あまり海藻類に馴染みがないご家庭であれば、使い切ることも考えると、最初は乾燥ひじきから少量ずつ取り入れるのが良いのでは?と思います。
(生ひじきは消費期限が意外と短いのです。)

我が子の便秘は自分の事よりも気がかりで母として責任を感じてしまうものでした。
離乳食期では改善されたものの、幼児食期となった今、本人の好き嫌いと偏食で実はまた同じ悩みを抱えているのが現状です。涙
今はどうやっても海藻の存在を見抜かれ嫌がられるので、以前よりも厄介な状態です。
いつか幼児食期のオススメ便秘改善方法!なんて記事に書ける事を願って、日々料理を続けています。
同じ悩みを抱えているお母様方、お互いにがんばりましょうね!

 

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この記事のライター

柏崎和佳子
柏崎和佳子
野菜嫌いで食いしん坊な娘の幼児食&健康オタクな夫の晩酌ごはん作りに奮闘中の専業主婦。 栄養バランスと季節感を大切にしたごはん作りを心がけています。
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