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おへそカフェ&ベーカリーへ日帰りドライブ!<広島県>

「世羅のおへそカフェ&ベーカリーって知ってる?」と友人に聞かれ久しぶりに『世羅町』のことを思い出しました。広島県の世羅町は私の地元から車で1時間くらいの場所。世羅町は梨の産地で子供の頃から梨狩りに訪れたことはあったものの、なんとも気になる名前のこちらのお店は知らなかったんです。そこで久しぶりの世羅町散策に出かけてみることにしました。
今私が住む岡山県西部からでも一部高速道路を利用して(途中無料通行区間もありました!)1時間半ほどで「おへそベーカリー」に到着です。大きなおへその文字の看板発見!少し奥の道を入って行くと古民家を使って本格的なスペイン料理が味わえる「おへそカフェ」も。売り切れる前にパンを買ってからランチへのコース、おすすめです。(人気なのでランチは予約して行ってみてくださいね!)私が寄った時はお昼をまわっていましたが、まだまだしっかりパンがありました。
午前中に売り切れることもあるそうなので、確認してから行ってみてくださいね。関東などのパンフェスタでも頻繁に出店されてるそうで全国にファンも多いお店だと知りました。(近くに住んでいても知らないことってたくさんありますね。)小さな店舗ながらパンの種類が本当に豊富!
自家栽培の農薬不使用玄麦と世羅高原の湧水で醸す自家製発酵酵母を使ったどっしりずっしり重いパンの数々。
パンはもともと野生の菌の力を借りじっくり時間をかけてつくるスローフード。
しかし効率化が進み、早くパンを作ることが主流になってきました。
本来のパン作りが忘れられていく中で「伝統的なパン作りに回帰しよう」とおへそベーカリーさんは「Real Bread  Campain(本物のパン運動)」という海外の動きに賛同し本来のパン作りの過程を大事に作ってらっしゃいます。(一部パンフレット参照)
丁寧に向き合って作られたパン。私も大事にいただこうと思えました。
おへそベーカリーのパンは上質な岩塩とオリーブオイルでシンプルにいただくのがおすすめ。
元々パンは発酵食品なので生ハムやチーズ、味噌との相性も良いんです。オリーブオイルにアンチョビ、生ハムやトマトなどをあわせたディップもおすすめです!我が家は早速生ハムとチーズを買って帰宅。
ずっしり重みのあるパンを薄めにスライスし軽くトーストして生ハムとオリーブオイルと一緒に楽しみました。ただパンだけを食べるよりも発酵食品をつけたりはさんだりして食べる方が素材の良さを実感できバリエーションも楽しめます!

おへそベーカリー&カフェから近い距離に世羅産のお米や野菜、みそ味のアイス(みそ味なのに白色!塩キャラメル味風)など地元産のものと出会える「道の駅 世羅」や季節それぞれの満開の花と出会える「世羅高原農場」などがぎゅっと凝縮してあるので、食に自然に1日中楽しむことができます!
おへそカフェを教えてくれた友人は結婚を機に広島県に引っ越してきて「おへそカフェ&ベーカリー」を知ったそう。こんな風に地元が近かったり住んでいたとしても知らない場所を教えてもらうことって意外と多いんです。
地方の素敵なお店、頑張っている取り組みを再発見できるのは本当に楽しくて!!
これからも「私調べ」な地方の素敵な場所を体験してお伝えしていきたいと思っています。

おへそパン工房・パンショップ 広島県世羅郡世羅町宇津戸1548-1
オンラインショップ
Tel:0847-23-0678(電話受付:水木をのぞく9:00~17:00)

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この記事のライター

森田亜由美
森田亜由美
岡山県在住/「ことば紡ぎ舎」主宰 /食生活アドバイザー Webメディアライター。コラム執筆や器のプロモーションのための商品スタイリングや撮影を行っている。 ことばと写真で暮らしの楽しみと「ちょっといいもの」を発信。 薬膳コーディネーターの資格取得に向けて勉強中。1女児の母。
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