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毎日スルッと出したい!お腹の良いリズム作りのための薬膳的アプローチ【2】

薬膳的アプローチ【1】の記事はこちら
お腹のいいリズムのために。 薬膳的アプローチ【1】』

毎日快適に過ごすためには、「出す」ことはとっても大事。
実は、中医学では体の老廃物の約70%がお通じで出ると考えられています。ちゃんと出せないとこの老廃物を体に溜め込んでしまうことになります。でも、「出す」ためにはみんながみんなバナナを食べればいいわけではありません。今回の「冷えてつまるタイプ」の方にバナナは危険!!ただでさえ冷え冷えの体が、バナナでさらにクールダウンしてしまうと考えられているからです。
なので、自分の出ない原因を何となくでも知ることが何より大切。

まずは、ちょっとおさらいを。
中医学的にはお通じが詰まってしまうタイプはざっくり5つに分かれてます。これらのタイプを複数合わせ持ってる時もあります。

  1. パワー不足でつまるタイプ
  2. 冷えてつまるタイプ
  3. 熱くてつまるタイプ
  4. ストレスでつまるタイプ
  5. 血不足でつまるタイプ

さて、今回の「冷えてつまるタイプ」ですが・・・・

【特徴】
●トイレが近い ●冷え性 ●冷たいものをよく飲む・食べる ●舌が白い ●顔色が白い ●お腹が冷える  ●冬になると生理痛がひどくなるなど

体が冷えているので、お腹や体を温めて、腸のぜんどう運動を助けてあげることが大切になります。とにかく体を芯から温めてあげることがポイント。まずは、生サラダ、南国系フルーツ、お豆腐、ヨーグルト、ビールなど冷たい飲み物・食べ物を控えることから始めてみてはいかがでしょうか。
日本人に多くあるパターンなのですが、体に良いと言われているものを食べるよりも、まず、悪い習慣をやめてみる方が効果がググッと出たりします。冷たいものを控えたうえで、ポカポカ食材を食べることが「出る体」への近道になります。

【オススメ食材】
かぼちゃ、エビ、ニラ、シナモン・フェンネルなどのスパイス類(チャイもオススメ)、甘酒、酒粕、クルミなど(ポカポカ食材がオススメ)

これらのことを踏まえた上で私が考えたポカポカご飯はこちら。

●酒粕ホワイトソースのカボチャとサツマイモ&長芋、舞茸、ベーコンのグラタン●黒米入りおにぎり
●カボチャのポタージュスープ
●リンゴと金柑
●ホット金柑はちみつドリンク

 

たっぷりの玉ねぎを炒めて入れた酒粕ホワイトソース。このホワイトソース、乳製品は一切使わず、米粉と豆乳、少しのココナッツオイルが入ってます。そこに、ナツメグを加えてさらにポカポカ効果を高めています。

その酒粕ホワイトソースを使ってカボチャ、サツマイモ、長芋、舞茸とベーコンのポカポカグラタンを作ってみました。まずは、カボチャ、サツマイモ、長芋を薄く切って舞茸、ベーコンをフライパンで炒める。塩胡椒で味付けをしておきます。

芋たちをグラタン皿に乗せて、その上に酒粕ホワイトソースをかけ、息子が喜ぶのでチーズをかけて、オーブンに入れチーズが溶けたら出来上がり。中の具には火が通してあるので、チーズが溶ければすぐに食べれます。

 

カボチャのポタージュスープにはポカポカ食材の甘酒も入れて甘さをプラス。胡椒カルダモンなどのスパイスを少し効かせることも忘れずに。これでお腹をさらにポカポカに。

ここでちょっと甘酒についての豆知識を。甘酒は実は2種類あります。一つは、麹から作った甘酒。こちらには、アルコール、砂糖などの甘味料は含まれていません。もう一つは、酒粕から作った甘酒。こちらは、砂糖などを加えて作ることも多く、アルコール分も入っています。私のいう甘酒は前者の麹から作った甘酒になります。

今回使った酒粕には、アルコール分が入っていますので、小さいお子さんには食べさせない方が良いと思います。小学2年生の息子は、火を通してアルコール分を飛ばしてから食べさせているので、問題なく、美味しく食べられます。

とにかく、「冷えてつまるタイプ」の方は体をポカポカにしてあげることが何より大事。なので、いくらポカポカ食材でも、冷やして食べてしまったら本末転倒。生野菜はやめて温野菜にしてみてください。食べ方、調理の仕方もとっても大事になりなす。とにかくキーワードは「ポカポカ」です!

 

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この記事のライター

柴口実菜子
柴口実菜子
予防医学食養生士/薬膳食療法専門指導士/和学薬膳®︎博士。元グラフィックデザイナー。1児の母。ドイツ・タイでの生活から、自分でできる体調管理の大切さを痛感。マクロビオティック、薬膳を学ぶ。オトナ&コドモのカラダにやさしく、おいしく、カンタンな食を日々追及中。
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