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暑い夏こそ、甘酒とフルーツで上手にエネルギーチャージ!

今年の夏は暑い!!本当に暑いです。暑いからと、キンキンに冷やしたものを食べて胃腸も一緒に冷やしてしまうのではなく、食材のもつ力でカラダの中からクールダウンさせていくこと。そして、クールダウンさせるだけでなく、パワーをつけることも大切!!

ただ、夏は、冷飲食の取りすぎなどで胃腸が弱り、食欲がなくなるのも事実。うなぎや肉などは確かにパワーをつけてくれますが、胃腸が弱ってるときは、消化がかえって負担になることも。

そんな時こそ、夏の季語でもある甘酒がオススメ!
酒粕を使ったものと混同されがちですが、本来の甘酒は米麹とおかゆを混ぜてつくるもの。アルコール分はありません。なので、お子さんでも安心して飲むことができます。
実は、この米麹から作った甘酒は江戸時代のクーラーも冷蔵庫も何もない暑い夏に大活躍したツワモノ。ブドウ糖をはじめ、アミノ酸類や、ビタミン類がたくさん含まれています。この3つの栄養素が現代の点滴に含まれる栄養素と同じだと言われているそうです。

そして、やっぱり酵素がたっぷり含まれた手作り甘酒が断然オススメです。市販の甘酒のほとんどは発酵が止めてあり、酵素が失活しているからです。でも!熱に強い栄養素は残っていると言われているので、市販のものでも麹と米だけの原料のものを選ぶなどして、上手に日々の食生活に取り入れて欲しいです。

我が家は、某ヨーグルトメーカーで、乾燥麹と水だけで甘酒を作ります。
そしてその甘酒を夏のフルーツと一緒にシェイクにしてよく飲みます。子供も大好きです。
学校帰りに汗だくで顔を真っ赤にして帰ってくる子供にすぐに飲ませたり、お休みの日の朝ごはんに出したりしています。

その中でもオススメのシェイクが、夏が旬のフルーツを使った甘酒シェイク。

そう、桃!!実は、桃ってすごいんですよ。美味しいだけじゃあ、ない。
フルーツというのは、大体がカラダをクールダウンさせるものが多いのですが、桃は、なんと、夏が旬の果物では珍しく、お腹を冷やさずにホカホカさせてくれます。夏バテ予防にもオススメのフルーツなのです。冷蔵庫でキンキンに冷やしてしまうと、このホカホカ効果は減ってしまうので、常温がオススメです。

そして、甘酒も、お腹をホカホカにする効果があると言われています。この、ダブルホカホカ素材を使って作るシェイク。冷飲食で冷え冷えになりがちな夏のお腹には救世主のようなコンビ。
我が家でも大人気のシェイクです。

作り方はいたって簡単。

【用意するもの】

◎桃1個
◎甘酒100ml
◎りんごストレートジュース(濃縮還元ではない)100ml
◎自然塩 ひとつまみ
◎豆乳 or ヨーグルト 50ml

以上を容器に入れ、ハンディブレンダーかミキサーにかければ出来上がり!
桃の甘さでだいぶ味も変わってくるので、お好みの味にどんどん調整してください。

我が家では、いろいろ作ってる時間がない、あるいは、お味噌汁がない、などの時に本当に大活躍してくれてます。例えば、今日の米粉のホットケーキのランチの時にも登場してもらいました。

寝起きや、お風呂上がりや、運動の後、マッサージの後などにオススメです。

元気にしてくれるだけでなく、キレイ作りも得意な甘酒。本当に頼りっぱなしです。
桃だけでなく、キウイや、ブルーベリーなどのベリー類にも合います。甘酒だけだと、独特の味が苦手で、、、という方は、フルーツと一緒にどうぞ飲んでみてくださいね。ビックリするくらい飲みやすくなりますよ。

ただ注意点がひとつ。
甘酒は血糖値をとってもあげるので、持病がある方、体調に不安のある方は注意してください。
いくらカラダに良いからと言って飲みすぎも注意してください。逆効果になることも。大体の目安として、毎日飲むなら1日200mlくらいが良いとされています。

ポタージュスープの甘みに入れたり、焼き菓子に少し加えたりしても使います。

暑い夏こそ、甘酒をどんどん活用して、なんとか元気に乗り切りたいものです。

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この記事のライター

柴口実菜子
柴口実菜子
予防医学食養生士/薬膳食療法専門指導士/和学薬膳®︎博士。元グラフィックデザイナー。1児の母。ドイツ・タイでの生活から、自分でできる体調管理の大切さを痛感。マクロビオティック、薬膳を学ぶ。オトナ&コドモのカラダにやさしく、おいしく、カンタンな食を日々追及中。
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