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真夜中に起こる夫婦の餃子問題

ある夜、餃子を焼きながら仕事をしていた夫。

私「餃子焦げてない?」

夫「まだや。」

私「うそー、一回見てみようか?」

夫「触ったらあかん!!音でわかるやろ。」

私「へ?音?なに、音って?」

夫「聴いててみ。」

2人「・・・・」

夫「ほらっ!!今変わったやろ?ジューがパチパチになって…」

ちょっと奥さん知っていましたか?

餃子の焼き具合は音で確認するんですね。

シューがジューになって最後パチパチらしいです。

私「へぇ〜よくそんなん知ってるね!!」

夫「小学校出てたらわかる!!」

私「それ私の頃から省かれてるんやわ。」

(私は記念すべきゆとり第一世代。夫は年上。)

そんな風にして、餃子の焼き具合は音で確認するのを学んでから数日後のこと。

完全にキャパオーバーの2歳差3人育児に、ピラティスのお仕事…
子供たちを寝かしつけて、いつのまにか寝落ちしていた私。

夜遅くに帰宅した夫。

寝室へ来て何度も私の名前を呼んでいる。

普段多忙でなかなか一緒に過ごす時間を取れていない。

ここは起きてゆっくり話でも…

いや、夜中も授乳にトイレの付き添いに、部屋の右端で寝たのに、起きたら左端に移動している息子の暴走を止めに、今夜も何回起きないといけないのか…

よし、このまま寝てしまえ!と戦っていた私。

寝室からなかなか出てこないそんな妻に夫は続けてこう言った。

夫「あの〜餃子食べへん??」

私「餃子??いいです。」

夫「めっちゃ美味しくできたから食べて!!」

私「明日食べるから置いておいて。」

夫「今食べて!今じゃないと美味しくない!1個でいいから!!」

近年、夫婦喧嘩や不仲の原因として、家事や育児における“妻の理想”と“夫の貢献認識”の差が話題に。

母となってからというもの、立ち食いそばならぬ、立ち食い納豆ごはんで済ましているような妻に、たまにはゆっくり座って、出来立て熱々の餃子を食べてもらいたい夫。

それより寝かせてほしいという妻。

ただ、これからも夫婦円満で食べるプラスに夫との記事を書きたいので、今後はさっさと起きて夜中に餃子の1個ぐらい食べることにします。

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この記事のライター

桑原雅
桑原雅
BESJ認定ピラティストレーナー。 3児の母。料理が苦手。かたや、料理こそがストレス発散な夫。そんな我が家の食卓事情「ダンナ飯」を妻目線でお届け。
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