子育て
2017.8.29
離乳食にもオススメ!パンによく合うパプリカスープの作り方
今から2年前、娘が生後7か月の頃です。
今でこそ野菜嫌いで偏食な娘ですが、1歳10ヶ月頃までは何でもよく食べてくれたので、私は食に関して何の悩みもなく過ごせていました。
離乳食とはいえ見た目の彩りを重要視していた私は、娘が食べられる赤い色の食材を探していました。
そこで目に留まったのがパプリカです。
パプリカは栄養価も素晴らしいうえに、国産やオーガニックの物も近くのスーパーで手に入れやすかったので、ぜひ離乳食に取り入れてみたいと思いました。
柔らかく煮て白身魚と混ぜてみたり、お粥に混ぜてみたりしましたが、今回紹介するスープが一番娘の食いつきも良く、塩を足せば大人にも美味しい絶品スープになると分かりました。
そしてこのスープ、パンとの相性が最高なのです!
離乳食なのでとろみを付けるのですが、トーストしたバゲットにディップのように付けて食べると手が止まらないのです。
最初は離乳食用として作っていましたが、途中からは私が飲みたくて作るようになりました。
今回は、そんなパプリカスープの作り方をご紹介します。
パプリカスープの作り方
材料(作りやすい分量)
パプリカ(黄でもオレンジでも可):普通のサイズ1個
ジャガイモ:小サイズ1個(今回使ったのは80g)
出汁(鰹ベースがおすすめ):100cc
塩:少々
①パプリカを湯剥きして、小さく切ります
パプリカを4等分ぐらいに切り、種を取り、熱湯で柔らかくなるまで茹でます。
その後冷水につけ、皮を剥きます。(画像参照)
この湯剥きの作業がとても重要です。
一度湯剥きが面倒で皮付きのまま作ってみたところ、皮の舌触りが邪魔をして、美味しさが半減してしまいました。
私はパプリカの湯剥きなんて離乳食を作るようになるまで、一度もしたことがなかったので、とても勉強になりました。
②ジャガイモを加熱して皮を剥き、小さく切ります
茹でるかレンジで加熱して、ホクホクになったジャガイモを小さく切ります。
(私はいつも、洗ったジャガイモをラップに包み、レンジで3分ぐらい加熱します)
ジャガイモは当初、とろみ付けの目的で入れていたのですが、途中から“パプリカと合わせることでお互いの旨味を引き出しあっている!”と感じるようになりました。
③塩以外の材料をハンドブレンダーでポタージュ状になるまで混ぜます。
小さく切ったパプリカ、ジャガイモ、出汁を容器に入れて、ハンドブレンダーで混ぜます。(ミキサーでも可)
この時、出汁は少しずつ入れて、お好みのとろみになるように調整してください。
(ちなみに出汁が60㏄の時点では、よく混ぜたヨーグルトぐらいの固さでした)
④スープに塩を入れて混ぜます。
スープに適量の塩を少しずつ入れて、味を調えてください。
離乳食用で作った時も、ほんの少しだけ塩を入れてあげた方が食いつきも良いと思います。
⑤器に盛り付けて完成です
大人用にはお好みのオイルを回しかける事をオススメします。
(今回はブロッコリースプラウトをのせ、亜麻仁オイルをかけました)
材料は一度加熱してある状態なので、再加熱する必要はないと思いますが、温め直す場合は、とろみが付いている分冷めにくいので、離乳食の際は気を付けてくださいね。
ちょっとしたホームパーティーのシーンをイメージしてみました。
バゲット、ゆで卵を入れたサラダなどと合わせてみてはどうでしょうか?
色合いがとっても綺麗なので、透明のカップに入れて冷製スープにするのもおススメです。
これは約2年前の娘の離乳食です。
久しぶりに離乳食日記を読み返してみたところ、娘は全て完食していました。
スープに合わせた離乳食の内容は、
パプリカスープ
お粥か湿らせたパン
野菜とタンパク質を煮たもの(ツナかひき肉)
ヨーグルトかすりおろしたリンゴ
という献立でした。
外国産のパプリカは年中出回っていますし、国産のパプリカは9月頃までが旬なんだとか。
このパプリカスープ、材料はとてもシンプルなのに、コクや旨味が濃縮されているように感じます。
離乳食のパプリカデビューや、ちょっとしたおもてなしの場に、鮮やかなパプリカスープを作ってみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
- 柏崎和佳子
- 野菜嫌いで食いしん坊な娘の幼児食&健康オタクな夫の晩酌ごはん作りに奮闘中の専業主婦。 栄養バランスと季節感を大切にしたごはん作りを心がけています。