作る
2017.6.8
梅シロップづくり。
スーパーで毎年見かける青梅。
もぅ何年も気になりつつ…スルー。
(買って帰るのも重そう&手間がかかりそう&大きな瓶もないし)
と、思っていましたが、あったんです、瓶。
年に数回しか出番のないジュースサーバー!
容器は密封ができれば良いとのことなので、蓋部分もしっかり重くてシリコンが付いているこれなら問題なさそうです。
そして調べてみると、とっても簡単なことが判明。
①綺麗に洗った梅のヘタを楊枝でたこ焼きをひっくり返すようにくるっと取り、一晩冷凍。
②熱湯消毒して、よく乾かした瓶に梅と同量の氷砂糖を交互に入れる。
③冷暗所に置き、毎日少しゆする。
これだけで、一週間もすれば梅シロップが完成するとのこと。
氷砂糖なんて、小4の金剛登山以来の対面でちょっとテレました。
1つ口に入れてみると、なんともいえない無機質な口当たりに甘いのか甘くないのか(?)うすぼんやりした味がじわ~ッと広がる氷砂糖。こんなものでも、日ごろお菓子が禁止されているメンバーと食べるだけで楽しかったあの頃。(遠い目)
おぉおお!なんかそれらしくなりました。
そして、翌朝。
こっそり覗いてみると…
うわーーーーーーー!
いい感じ!もぅこんなにエキスが!
7日後には実を取り除き、火を入れることで1年は持つとされているシロップ。
ソーダで割ったり、かき氷にかけたり、牛乳割も美味しいらしいのです。
「手作り」というと、「えーすごい!」もしくは「暇なん?」という感想が(笑)
私の母は、りかちゃんの服を作ってくれと懇願した時も、そのとき自分の履いていた靴下を脱いで足首部分をはさみで切り、りかちゃんの胴体にはめて、「ほれ、ボディコンや。」と言うような人だったので、手作りトートバッグとか焼き立てのパンとか一切無縁な幼少期でした。
でも、自分が母になった今思うのは、「中身の分かるものを食べさせてあげたいな」ということ。
友人は自分でパンを焼くようになって、デニッシュ生地に使うバターの量が凄まじいと知り、食べられなくなったと言っていました。ケーキやクッキーもバターとお砂糖を想像以上にたくさん使いますよね。
私は市販のモノでもスイーツでも、なんでも美味しく味わいたい派ですが、材料や作り方を知っているか知らないかという点はすごく大事な気がしています。
雨ばかりで憂鬱になりそうな6月も、わが子のように梅シロップの成長を見守りながら楽しく過ごしてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
- 永田尚子
- 整理収納アドバイザー。 主婦だって野心を叶えたい!水面下ではバタバタともがきつつも、「やるべき家事」と「やりたいこと」のバランスを追い求めて試行錯誤の日々。2男児の母。