暮らす
2021.9.14
レシピのアレンジ無限大!キャロットケーキを作ってみよう。
カフェなどでよく目にするキャロットケーキ・・
アメリカのイメージが強いですが、実はイギリスが発祥のお菓子。まだ甘味料が希少で高価だった中世時代に、糖分の多いにんじんがスイーツに用いられていたことが起源のようです。
一年を通して安定にスーパーで手に入るにんじんは、β-カロテンやカリウムが豊富に含まれており、栄養価の高い緑黄色野菜として有名ですが、筆者を含めた子どもの苦手な野菜の代表にも君臨・・
そんなにんじんをケーキにすると、ふわふわしっとりと、とても美味しいスイーツになります。
「キャロットケーキ レシピ」で検索すると、有名な料理研究家さんや企業さんのレシピがたくさん出てきますが、お砂糖たっぷりの甘いレシピから、シナモンやレーズン、ナッツをたっぷりと入れた大人なレシピまで、幅広いアレンジが魅力でもあります。
筆者はシナモンを少々と、レーズンとくるみを入れるのが好きですが、お気に入りの甘さのシンプルなレシピをひとつ見つけて、そこからアレンジを広げていくのがキャロットケーキの楽しみ方のひとつだと思います。
キャロットケーキのコツとしては、にんじんをすりおろしたときに水分が多い状態だと、生地と合わせたときに分離してしまうということ。フードプロセッサーで細かい微塵切りにすると水分が出にくいですよ。にんじんの風味を残したい方は、敢えて半量を千切りにして食感を残すのも美味しいですね!
そして、ケーキ型やパウンド型だけではなく、子ども用にマフィンカップで焼くのも可愛いです。
クリームチーズとお砂糖、レモン汁を合わせたフロスティングをすると、ケーキの甘さとクリームの酸味の対比効果で、より美味しいキャロットケーキになりますよ。
週末のおやつに、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
この記事のライター
- 西岡綾乃
- パンブーランジェ認定講師として、パン作りと珈琲をたのしむ教室 nokka を主宰。 傍ら、カフェに勤務しながらバリスタライセンスを取得、リストランテにてバリスタも務める。 2023年からは、パンや珈琲の移動販売、webでの執筆やレシピ提供、スタイリングなどの活動も幅広く行っている。