子育て
2017.10.12
ハロウィンにもオススメな幼児食、サラダご飯とパンサラダ。
娘のご飯が離乳食から幼児食へと移行して、食べるご飯もお粥から白米となった頃、私にはちょっとした悩みがありました。
雑炊・炒飯・炊き込みご飯・混ぜご飯など、味が付いたお米じゃないと娘が食べたがらないのです。
1歳を過ぎたころから始めたスプーンやフォークでの一人食べの練習も重なり、自分の食べたい物から食べ始め、苦手な物は後回しになった結果、いつも白米を食べ残す状態でした。
本当は白米だけも食べられるようになって欲しいと思っていたけど、とりあえず楽しく食べる事を優先したかったので、炒飯や炊き込みご飯と同じような感覚でよく作っていたのが、今回ご紹介するサラダご飯です。
そして同じ材料と作り方で、ご飯の代わりにパンを使ったのがパンサラダです。
(おそらく同じようなレシピは沢山あると思いますが、私の勝手なネーミングとお考えください)
どんなものかと言いますと、サラダにお米を入れたものと、サラダにパンをいれたものです。
おそらく大人の食べるサラダと言えば、レタスやトマトの入ったシャキシャキ食感のものをイメージされると思いますが、ここでいうサラダは、子どもが自分でフォークに刺したりスプーンですくって食べられる、小さくてコロコロしていて柔らかい野菜の入ったサラダになります。
では今回はサラダご飯の作り方の一例です。
【材料】(作りやすい分量、およそ子供茶碗3杯分)
ゆで卵:1個分
ご飯:子供茶碗1杯~1杯半ぐらい
茹でたブロッコリー:1/4房分ぐらい
加熱したニンジン:小1/2本分ぐらい
加熱したカボチャ:ニンジンと同じぐらいの量
★マヨネーズ:小さじ2ぐらい
★ケチャップ:小さじ2ぐらい
★軽く水切りした絹ごし豆腐:大さじ2ぐらい
塩コショウ:お好みで少々
(ニンジンとカボチャは細かく切って、レンジで柔らかくなるまで加熱しましたが、茹でるのでも可)
まず★の付いた材料を全てよく混ぜてソースを作ります。
ソースが上の画像ぐらいの状態になったら、細かく切った具材を入れます。
具材とソースをよく混ぜてからご飯も入れます。
上の画像は、ご飯を入れて混ぜ合わせた状態です。
最後に味見をして、必要ならば塩コショウで味を調えてください。
器に盛り付けたら完成です。
今回作った分は、およそ子供茶碗3杯分になりました。
これを目安にして、材料を必要に応じて調節してみてくださいね。
これをパンに替えて同じ要領で作ればパンサラダになります。
娘の離乳食・幼児食記録を見返してみると、
パンサラダ:1歳0か月から、
サラダご飯:1歳2か月から作って食べさせていました。
このサラダご飯ですが、炭水化物と野菜とタンパク質を全部一緒に入れる事で、それだけでちゃんと食事になるように作るのがよいかと思います。
具材を変えれば何通りもの食べ方が出来ます。
炭水化物:ご飯・パン・パスタ
野菜:ブロッコリー・ニンジン・カボチャ・ミニトマト・アボカド・ジャガイモ…etc
タンパク質:ゆで卵・ツナ・ハム・ウインナー・ささみ…etc
見栄えよく作るポイントは、具材に赤・黄・緑の3色を取り入れる事でしょうか。
ソースの中にお豆腐を入れている理由は、マヨネーズの油分やカロリーを抑えたかったのと、植物性のたんぱく質を取り入れたかったからです。
ウチの娘の場合は、お豆腐とマヨネーズの割合を5:1ぐらいから初めて、大きくなるにつれ少しずつお豆腐の割合を減らしていき、食べごたえと味の濃さも増やしていきました。
サラダのソースですが、当時オイルベースのものやホワイトソースベースのものなど色々試してみたところ、ウチの娘にはマヨネーズ&ケチャップベースのものが一番食いつきがよかったので、今回オススメしています。
味付けはお子さんの好みや成長に合わせて調整してくださいね。
そしてパンサラダの場合は、パンをあらかじめ一口大に切って混ぜ合わせるのがいいと思います。
その際は、通常の一口大よりさらに小さめに切ることをオススメします。
というのも、パンがサラダの水分を吸って予想以上に膨らむのです。
初めてパンサラダを作った時、パンが膨らんでしまう事を想像できずに一口大に切ったら、娘が膨らんだパンを食べる事にとても苦戦していたのです。
私がパンサラダを作る時は、薄切りの食パンで作る事が多かったのですが、これはお好みのパンを選んでくださいね。
娘の幼児食より、娘が1歳3ヶ月頃に作ったサラダご飯の画像です。
この時の具材は、ご飯、ゆで卵、ブロッコリー、赤と黄のミニトマトでした。
そして、娘が1歳6ヶ月頃に作ったパンサラダの画像です。
この時の具材は、食パン、ツナ、アボカド、ブロッコリー、ミニトマト、コーン、ジャガイモ、ニンジン、ブロッコリースプラウトでした。
今回ご紹介したサラダご飯は、具材にカボチャを入れたので、立派なハロウィンメニューにもなりますよ。
カボチャを入れなくてもピックなどで飾り付ければ、それだけでハロウィンっぽくなると思います。
娘が今ほど野菜嫌いが激しくなかった1歳半ぐらいの頃は、多少緑色の野菜が苦手でしたが、好きな食べ物と一緒に混ぜれば勢いで食べてくれる事も多かった気がします。
味付けを少し濃くしたら、大人も一緒に美味しく食べられますよ。
簡単なのに見た目も栄養もバッチリな、サラダご飯とパンサラダ。
お子様の好みに合わせて、オリジナルな一品を作ってみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
- 柏崎和佳子
- 野菜嫌いで食いしん坊な娘の幼児食&健康オタクな夫の晩酌ごはん作りに奮闘中の専業主婦。 栄養バランスと季節感を大切にしたごはん作りを心がけています。