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お菓子教室でも大好評!米粉を使った簡単ブルーベリーマフィンの作り方

先日オンラインのお菓子教室で教えて好評をいただいた、米粉を使ったブルーベリーマフィン。
「食べるプラス」読者の皆様にも詳しいレシピと作り方を共有します。

バター不使用でオイルを使ったレシピなので、ご家庭でも気軽に作る事ができますよ。
これから夏に向けてフレッシュのブルーベリーも手に入りやすい季節なので、
良かったらぜひお試しください。

米粉を使うメリット


筆者は、ご家庭向けのレシピやお子さん向けのお菓子にはよく米粉を使います。
米粉をお菓子作りに使うメリットには以下のようなものがあります。

・グルテンを含まないので、混ぜ過ぎの心配がない
特にお子さんやお菓子作り初心者の方には、使いやすいポイントになります。
また、粒子が細かくサラサラしているので、ふるう必要がないのも嬉しいですね。

・地産地消
今回の講座では、長野県産の米粉を使いました。自分の地元の材料を使えば、
地域の産業や経済にも貢献できます。
長野県に限らず、皆さんもぜひ地元の食材を探して活用してみてください。

・アレルギーでも安心
小麦アレルギーのあるお子さんでも、安心してお菓子を楽しめます。
グルテン不耐症などでグルテンフリーの生活を心がけている方にもおすすめです。

オイルを使うメリット


こちらのレシピでは、使いやすさや手軽さも考慮してあえてバターではなく、
オイルを使用しています。
バターよりも風味の点ではやや劣る部分もあるので好みもありますが、
オイルならではの利点も多いです。

・室温に戻す必要がなく、すぐに使える
バターのように事前にやわらかくする必要がなく、すぐ使えるのはオイルのメリットです。
ホイッパーなどの道具にも生地がつきにくいので、作業性も良いです。

・ふわふわして硬くなりにくい
オイルを使うとバターよりも生地が膨らみやすく、ふわふわした食感になります。
バターより冷めても硬くなりにくいのが特徴です。

便利なPETカップ

家庭でマフィンを作る時におすすめしているのがPETカップです。
PETカップというのは、耐水性、耐油性、耐熱性のある加工がされた紙カップのことです。

カップの内側にPETフィルムが貼られていて、そのままオーブンで焼くことができます。
専用のマフィン型などを持っていなくてもマフィンが焼けるので、とても便利です。

100円ショップなどでも売られているので、良かったら探してみてください。

バター不使用!フレッシュブルーベリーを使った米粉マフィン

《材料》

  • 米油・・・50g
  • てんさい糖・・・50g
  •  卵(Mサイズ)・・・1個
  • 牛乳・・・10g
  • 米粉・・・80g
  • アーモンドパウダー・・・20g
  • ベーキングパウダー・・・小さじ1
  • ブルーベリー・・・65g

《作り方》

  1. 卵をボウルに割り入れ、てんさい糖を一度に加えてホイッパーで良く混ぜる
  2. 米油と牛乳を加えて混ぜる
  3.  米粉、アーモンドパウダー、ベーキングパウダーを加えてゴムベラでしっかり混ぜる
  4.  ブルーベリーは飾り用に24粒を取り分け、残りを生地に混ぜる
  5. スプーン2本を使ってマフィンカップに生地を均等に流す
  6. カップ1個につき3粒のブルーベリーをのせる
  7. 180℃に余熱したオーブンで全体に焼き色が入るまで20分ほど焼く


ワンポイントアドバイス
・米油やてんさい糖は他のオイルや砂糖で代用可能。
・カップはPETカップという金型がいらないタイプのものを使用。
 金型や紙カップでも作れるが、焼き時間は型によって調整が必要。
・フレッシュのブルーベリーが手に入らない場合は、冷凍ブルーベリーでも作れます。

旬の食材を取り入れたマフィンで季節の味を楽しもう!


今回は、夏に出回り、比較的手に入りやすいブルーベリーのレシピをご紹介しましたが、
フルーツを変えれば季節ごとの味を楽しめます。

ベースのマフィンはシンプルで、どんな素材とも合いやすいので、
春先にはいちご、秋冬にはりんごやナッツなど
お好みの食材や地元の特産品などぜひ色々試してみてください。

このレシピが、皆様のお気に入りのおやつの一つになったら嬉しいです。

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この記事のライター

奥牧双葉
奥牧双葉
長野県在住。一児の母。 製菓衛生師/只今、お菓子の企画・開発職として修業中。 これまでパティシエールとして働いてきた経験を活かし、大好きなお菓子作りや料理などを中心に、皆様に手作りの楽しさをお伝えしていきたいです。
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