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【もっといきいき食と健康教室】グループで献立作成と調理実習に挑戦!

8月から学びを続けてきた食生活改善推進員養成講座「もっといきいき食と健康教室」
第5回目と6回目では、これまでの学びの集大成として、
グループごとに献立の作成と調理実習をしました。

調理実習のテーマは2つあり、どちらかを選んで献立を考えます。
一つは、松本市が食育活動として推進している
「松本だいず大作戦」にちなんだ大豆を使ったメニュー、
もう一つは、よく噛んで食べることを目的とした「かみかみメニュー」です。

筆者のいちごグループは、大豆を使ったメニューを選びました。
大豆を使った料理はどんなものがあるか、旬の食材は何かなど、
持ち寄ったレシピやスーパーのチラシを見ながら相談して献立を考え、

  • 揚げ出し豆腐の肉みそあんかけ
  • おからのポテトサラダ風
  • 具沢山味噌汁
  • デザートとして旬のりんご
  • ご飯(全グループ共通)


を作ることにしました。

献立が決まったら、話し合って分量を決めながらレシピを作成します。
普段の料理では、野菜や調味料など、目分量で決めることがほとんどですが、
減塩活動や脂質を減らすなど健康を意識する食改さんの調理講習では、
全ての材料と調味料を計量します。

献立は2人分と決まっているものの、バランスの良い分量の目安を決めるのが難しく、
ここが一番大変でした。最後は、管理栄養士さんに献立のチェックをしてもらい、
6回目の講座で実際に調理と試食をします。

調理実習当日。エプロンと三角巾をつけて調理室に集合します。グループで役割分担をして、決められた時間内に
複数の料理を段取り良く作らなければいけないので、慌ただしく実習が進みました。
筆者のいちごグループは、手際の良さや作業の進め方を、
管理栄養士さんに褒めていただきました。

肉みそたっぷりの揚げ出し豆腐。油や調理の手間を減らすため、
フライパンで揚げ焼きにします。野菜たっぷりのメニューが完成!
りんごもスティック状に切ってお弁当用のピックを差し、食べやすくしています。

各グループのメニューが完成してから、全てをテーブルに並べて、品評会をしました。
大豆を使った「呉汁」という珍しい郷土料理や、グラタン風の和風のチーズ焼き、
薬味を使ってお店のような盛り付けにするなど、
グループごとの工夫が見られてどれも美味しそうでした。

他のグループからは、
おからのポテトサラダが気になるので作ってみたいという声が多く聞かれて嬉しかったです。

献立の栄養バランスについても、管理栄養士さんに褒めていただきました!

品評会の後は、みんなで試食。

ほぼ大豆だけのメニューなのに、食べ応えがあって美味しく、満足度も高かったです。
おからのポテトサラダは、もう少し調味料を入れたいかなという気もしましたが、
減塩メニューということでは良かったかもしれません。

片付けをして実習終了。
最初は、自分たちに献立が考えられるのか、
実習でも時間内に作れるのかなど不安もありましたが、
実際手を動かして分かることも多く、食改さんになった時の活動のイメージも湧きました。

他のグループの献立や、考え方で参考になる部分も多く、非常に学びが深かったです。
最後の講座でも、郷土食「おやき」作りの実習があるので、
最後まで講座を楽しみたいと思います。

 

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この記事のライター

奥牧双葉
奥牧双葉
長野県在住。一児の母。 製菓衛生師/只今、お菓子の企画・開発職として修業中。 これまでパティシエールとして働いてきた経験を活かし、大好きなお菓子作りや料理などを中心に、皆様に手作りの楽しさをお伝えしていきたいです。
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