暮らす
2018.3.26
お花見に持っていきたい!「ノンアルコールスパークリングワイン品評会」
東京で桜の開花宣言が発表されました。
お花見シーズンの到来ですね。
このサイトをご覧になっている「食」や「トレンド」に敏感なみなさんは、今年、お花見に何を持っていくか決めていますか?
お酒好きの私がお勧めしたいのはキンキンに冷やした「本格派ノンアルコールスパークリングワイン」です。
こじゃれたパン(酸っぱい硬いパンです)、
やたらと高く盛り付けられたデパ地下のサラダ、
そしてキンキンに冷えたノンアルコールスパークリングワインがあれば・・・
まるでおしゃピクみたいですよね!
(やったことないですけどね)
ただ、「ノンアルコール」=「お酒に弱い人の飲み物」というイメージが強いのか、国内のスーパーで手に入るものは甘口タイプが多いのではないでしょうか?
もっと、辛口で食事に合わせやすいものはないものか・・・
気になって探してみました。
そこで発見したのがワインショップ「エノテカ」さんの特集記事!
たくさん、あったんです。
本格派のノンアルコールスパークリングワインが…
ハラールフードや健康志向の高まりの影響もあって、海外でも増えつつあるノンアルコール飲料。
料理の邪魔にならない辛口タイプのものも充実しています。
しかも一度、発酵した本格ワインから、アルコールだけを抜いた、アルコール度数0.0%の「脱アルコールワイン」と呼ばれるものも沢山ありました。
さて、本当に本格ワインと呼べるものなのか?
できれば何種類か用意して飲み比べてみたいですよね。
そうゆうわけで、「ノンアルコールスパークリングワイン品評会」とは名ばかりの、飲み会を企画することにしました。
こう見えて私、料理は得意なんです。
飲み会のために何種類もの料理を作り、
ノンアルコールスパークリングワインもたくさん用意し、そして気づきました。
「あっ!! わたし、友達おらへんかった…!」
インスタグラムで投稿した料理写真にたくさんコメントが付いていたので、
自分が人気者だと錯覚していましたが、そういえば全部同じ人からのコメントでした。
人望と友達のいない私の代わりに、編集長に頼み込み「昼間から飲み隊」のメンバーを緊急招集してもらいました。
(編集長セレクトの美しい女性達が何人も我が家に集まり、ほんの数時間ですが、友達が多い人の気分をめちゃくちゃ味わえました。)
さて、今回セレクトしたのは以下のワインです。
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①ヴァンドーム・クラシック/ オリエント・ドリンク
②ピエール・ゼロ・ブラン・ド・ブラン/ ピエール・シャヴァン
③デュク・ドゥ・モンターニュ・ロゼ/ ネオ・ブュル
④セレブレ/トンボ飲料
①,②,③は海外産で、脱アルコール技術で製造されたワインです。
④の「セレブレ」は今回唯一の国産メーカーであるトンボ飲料のワイン。
こちらはぶどう果汁をアルコールを発生させずに発酵した、ちょっと珍しいタイプ。
どんな味がするのか楽しみですね。
料理もワインもずらりと並べ、品評会はスタートです。
みなさん、安心してください。
プロみたいに、
「トップに感じるのは草原のような若々しい香り、そしてチェリーのようなフレッシュなアロマに綿菓子のような甘さ、はつらつとしていてチャーミングなむにゃむにゃむにゃ・・・」等の
一体、何を飲んでいるのか分からなくなるようなややこしい批評はしませんヨ!
面白いことに本物のワイン同様、単体で飲むのと料理と合わせて飲むのとでは、かなり印象が違うという感想が多くありました。
①の「ヴァンドーム・クラシック」はそのまま飲むとすっきりとした辛口。
料理と合わせると少し甘みを感じるという感想。
「アルコールの摂取が厳格に禁止されているイスラム教徒が飲むことができる」という証明でもある『ハラール認証』もされているだけあって、エミレーツ航空でも採用されたり、パリの国際商品展示会でも受賞歴のあるワインです。
香りや炭酸の具合もちょうどよく、まさに万人受けするバランスのとれた味わいですね。
同じく辛口の③、「デュク・ドゥ・モンターニュ・ロゼ」は料理と合わせても甘さは感じず、きりっとした味わい。
ロゼなので少し渋みを感じますが、お酒好きにはそれがまた高評価。
色も桜色で、しかも酔わない、というのは野外ではありがたいという意見がちらほら。
確かにお花見にもってこいですね。
女性の参加者ばかりだったので、「デュク・ドゥ・モンターニュ・ロゼ」結構、ポイント高いもようです。
④の「セレブレ」は全く真逆のタイプ。
酸味控えめ、やや甘口、ただ香りがしっかりしているのでデザートワイン向けではないだろうかという意見が多く、食前酒としての位置付けで活躍しそう。
こちらのワインは355mlとコンパクトサイズなので、お土産に持っていくことを考えると重くないので、ポイントが高いですね。
(ちなみに「ロゼ」や「レモンフレーバー」もあります。)
②の「ピエール・ゼロ・ブラン・ド・ブラン」はぶどうジュースの含有が多いのか、甘口でなおかつ酸味も強く、どちらかといえばアルコールが苦手な人向け。
酸味が強い分、フルーツと合わせると相性抜群です。
フルーツの甘さをより感じることができますよ。
ジュース感が強いので、夏の暑い日にがぶ飲みしたくなるようなワインです。
食事と合わせる、ということを前提に置くと今回のメンバーに人気があったのは③→①→④→②の順でした。
お酒好きの女性達が、ひいき目なしでガチ評価してみましたが、いかがでしたでしょうか。
今回、ご紹介できたワインはほんの一部です。
あなたのお気に入りの一本が見つかったら、ぜひ、お花見に持参してみてください!
この記事のライター
- こは村 こはる
- ライオンのように強い母でいたい。でも、柔らかで、甘くて優しいお母さんでもいたい…そんなまるでポン・デ・ライオンのような心を持つ一児の母。なんの資格も持たない普通の主婦がお届けする、おもしろおかしい日々。