子育て
2017.8.5
手づかみ食べや幼児食にも!玉子焼きご飯のススメ
子供の離乳食も後期になると手づかみ食べが始まりますね。
育児書などにも「食べ物を直接手で触ることは五感を刺激し子供の成長にとても大切です。手づかみ食べをどんどんやってみましょう!」なんて書かれていたりします。
でも手づかみ食べの後は、床に散らばった食べこぼしの掃除や、子供の手のひらにびっしりとこびり付いた汚れを拭き取るのが大変で、正直なところあまり実践したくない、と当時の私は思っていました。
それが粘度の高いお米の場合なら尚更躊躇していました。
そこで、手があまり汚れず、食べこぼしの掃除もしやすく、美味しくて栄養もとれるご飯(お米)の食べ方はないだろうか?と考え、作るようになったのが、今回ご紹介する玉子焼きご飯です。
正式名称が不明なので、私が適当にそう呼んでいるのですが「ご飯入り玉子焼き」と表現しても良さそうです。
では作り方です。
材料 (今回作った分量です、作りやすい分量で調節してください)
*卵:MLサイズ2個
*牛乳:大さじ2(豆乳でも水でも可、なくても可)
*ハーブソルト:少々(お好みのフレーバーソルトで。ただの塩でもお醤油などでも可)
ピザ用チーズ:大さじ3(なくても可)
ご飯:約120g(冷飯でも大丈夫)
細かく切った野菜、今回は茹でたカリフラワー:ご飯と同じか少ないぐらいの量(なくても可)
油:適量(今回はオリーブオイル、画像なし)
*の付いた材料、卵、牛乳、ハーブソルトを先にボウルに入れて泡立て器などでよく混ぜます。
残りの材料を全て入れて、ゴムベラなどでよく混ぜます。
この時、生地が画像のようにもったりしたぐらいが焼きやすくて丁度よいです。
小さめのフライパンか玉子焼き用のフライパンに油をひき、軽く熱してから生地を流し込みます。
蓋もしくは、蓋がなければ画像のようにアルミホイルを上にのせて、弱火で焼きます。
今回は、アルミホイルの蓋をして片面8分、ひっくり返して蓋を外して2分焼きました。
ひっくり返す時は、別途用意したお皿にひっくり返して取り出してから、滑らすようにフライパンに戻すと綺麗に焼き上がります。
包丁で適当なサイズに切り分けたら完成です。
切り分ける時は、画像のように細めの三角になるように(丸いフライパンで焼いた時はホールケーキを切るように)切り分けると、見栄えが良く子供が手で持ちやすくなると思います。
我が家ではこの玉子焼きご飯を朝ごはんとして作る事が多いのですが、この日は待ちきれなかった娘が、すかさず隣で食べ始めました。
この日の娘のメニュー
・玉子焼きご飯、枝豆トッピング
・野菜ジュース(甘くない野菜ジュースを100%のリンゴジュースで割ったもの)
この日の大人のメニュー
・玉子焼きご飯、枝豆とブロッコリースプラウトトッピング
・トロピカルスムージー
(ドラゴンフルーツ、パッションフルーツ、パイナップル、ソルダム、甘酒)
・キウイとデラウェアのフレーバーウォーター
この玉子焼きご飯、卵のたんぱく質、中に野菜を入れればビタミン類や食物繊維、ご飯の炭水化物、と一度に栄養が摂れるので重宝しています。
手づかみはもちろんですが、フォークで刺してもボロボロこぼれないので、とても食べやすいと思います。
味付けや中の具材次第で、洋風にも和風にもなります。
スムージーにも合うお米のメニューって貴重じゃないですか?
冷めても美味しいので、お弁当やピクニックにもオススメです。
現在、我が家の娘は激しく野菜を嫌うので、入れた野菜は色も味も控えめなカリフラワーだけですが、まだこれほど野菜嫌いではなかった以前は、ブロッコリーやほうれん草などを入れて、彩りよく作っていました。
また、ピザ用チーズを入れると味がまとまるのと、冷めたときに程よく固まる気がするので、アレルギーがなく苦手でなければ入れる事をオススメします。
ご飯の他に入れる材料は、そのままでも食べられる状態にしてから(生肉や生魚、野菜などは火を通してから)入れてくださいね。
これはまた別の日に、内容を変えて作った玉子焼きご飯です。
残り物の肉味噌を入れました。
和風な甘辛味噌味だったので、三つ葉を添えました。
そうなんです、この玉子焼きご飯は冷蔵庫の残り物処分にもピッタリなメニューなのです。
カレーライスを入れてリメイクしても美味しいですよ。
子供も大人も美味しく食べられて、フォトジェニックにもなるので、ぜひお好みの味付けで楽しんでみてください。
この記事のライター
- 柏崎和佳子
- 野菜嫌いで食いしん坊な娘の幼児食&健康オタクな夫の晩酌ごはん作りに奮闘中の専業主婦。 栄養バランスと季節感を大切にしたごはん作りを心がけています。