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バスク地方のピルピル、毛沢東のスペアリブ、白子入り麻婆豆腐!テイクアウトで食べたことのないグルメにチャレンジ!

コロナ禍での外出自粛で飲食店に行けない日々が続く中、レストランのテイクアウトを利用された方も多かったのではないでしょうか?
自粛期間だった3月の大阪市のエンゲル係数は他の都市に比べると上昇傾向だったとか!さすが『食い倒れの街、大阪』ですよね。
外食文化が根付いているので食にお金をかける人が多いのでしょう。

スーパーですら頻繁には行けない日々でストレスも溜まりがちでしたので、我が家でも週末はよくレストランのテイクアウトを利用しました。
今回は私が利用した中で特に美味しく、興味深かった料理をいくつかご紹介したいと思います。

①Maison China Umemoto(メゾンチャイナウメモト

大阪のミシュラン一つ星獲得店で修行を積んだシェフの本格中華バルです。
このお店名物の『毛沢東のスペアリブ』という料理を注文しました。
このスペアリブ、『孤独のグルメ』という飯テロ系の深夜ドラマで紹介されたことでとても有名なんです。

大きなブロックのスペアリブをカリカリに揚げて、フライドオニオンや唐辛子、干しエビなどをミックスしたスパイスをこれでもか!というほどふりかけて食べます。

バナナより大きいスペアリブでした。食べ応え抜群です!笑
揚げ衣もミックススパイスもサクサク&ピリ辛で病みつきになる美味しさです。
歴史的にも有名なあの毛沢東も愛したといわれているスペアリブ。悪魔的な美味しさに骨までかぶりついてしまって前歯が欠けそうになりました。

②TXAGORVA (チャゴルバ)

話題のバスクチーズケーキで有名な北スペイン、バスク地方の料理を扱うお店です。
ここの郷土料理は海の幸と山の幸に恵まれた環境ならではの豊かな食文化で、美食の都として世界中から注目されているそうです!

お店のコースを再現したテイクアウトBOXを注文しました。
特筆したいのがこの地方の名物料理『ピルピル』

干しタラをオリーブオイルで長時間かけて煮込み、旨味とゼラチン質を取り出したソースです。
トロッとした食感で、タラの旨味が凝縮されています。この日は柔らかく蒸したアワビと蟹にかけてもらいました。

う~ん!ただでさえ美味しいアワビにピルピルがとろ~りとからみついて口の中が旨味で爆発しそうです!
大阪フルマラソンの給水所でポカリと思いきやピルピルを出されたとしても、私はグビグビ飲めそうな気がします。
個人的にこのピルピル、バスクチーズケーキのように流行るんじゃないか?!と思うほど私の今のマイブームです。

③あじ平

(写真提供:omatsu_77さん)

一年を通して旬のフグ料理が楽しめるお店です。
期間限定ではありますがグルメの憧れあの『3年フグ』も取り扱っているんですよ!

自粛期間の間はランチタイムのテイクアウト用に『白子入り麻婆豆腐』を提供していました。
花山椒が効いた痺れる辛さの麻婆豆腐の中にフグの白子がどっさり!辛さ、まろやかな白子の甘さ、そしてシャキシャキのセロリがアクセントになって、絶対に家庭では再現できない味わいの麻婆豆腐です。

(写真提供:omatsu_77さん)

麻婆豆腐に白子を入れるのってブームなのでしょうか?中華のミシュラン店でもこの組み合わせが多い気がしますね。
絶対に、家庭でチャレンジしようとは思わないメニューなのでぜひお店でどうぞ!笑

在宅での仕事、育児、そしてコロナに対する不安…
とてもストレスの溜まる日々でしたが週末に食べるテイクアウトで私の心はかなり豊かになりました。(お腹周りも豊かになりましたが…)
子連れだとなかなか行けない雰囲気のレストランの味にもチャレンジすることができたので私としてはとてもラッキーな機会でもありました。
お店にとってはピンチの自粛期間だったかと思いますが、これをきっかけに思わぬ客層を掴み取った店もあるのではないかと思います。
コロナ騒動が落ち着いたら、今回出会ったレストランに、ゆっくりと家族で食事をしにゆきたいですね。

※今回ご紹介した店舗では自粛期間の終了に伴いテイクアウトを終了する予定のお店も含まれます。事前に店舗に確認の上、ご来店ください。

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この記事のライター

こは村 こはる
こは村 こはる
ライオンのように強い母でいたい。でも、柔らかで、甘くて優しいお母さんでもいたい…そんなまるでポン・デ・ライオンのような心を持つ一児の母。なんの資格も持たない普通の主婦がお届けする、おもしろおかしい日々。
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