作る
2018.9.10
ドレッシングで作る「柚子香る和のアクアパッツァ」
主婦なら一度や二度は料理を作って、「私って、天才かも?!」と思ったことがあるのではないでしょうか。
わたしにとってまさにそれが今日でした。
何を作ってそう思ったのかというと、
「柚子香る和のアクアパッツァ」です。
いいですか、皆さん…
柚子香る…
和の…
アクアパッツァを…
ドレッシング一本で味付けしたのです〜!!!!
私、自分のことを天才かと思いました。
(正確にはこのドレッシングを作った人が天才なのですが…!)
先日、知人から旅行土産にいただいた福岡県にあるお酢メーカーさんの商品、「トリュフドレッシング」
柚子がとても効いていて、でもほんのりとトリュフの香りがするという、ラグジュアリーなドレッシング。
成功者の匂いです。
成功者が朝食に食べるサラダのドレッシングを、イメージして開発されたのでしょうか。
その成功者のラグジュアリーなドレッシングが、巡り巡って庶民の私の手元に届いてしまったわけですが、
残念なことに我が家はサラダを滅多に食べないのです。
野菜嫌いの夫がなかなか食べてくれないので作らないようになりました。
夫に一度、「健康のために野菜を食べた方がいい」と説得を試みましたが、こう反論されました。
「イチロー、中田英寿、体操の内村航平選手。
成功者は皆、野菜が嫌いなんだよね。
何かをやる、と決めたら必ずやり遂げる…
同時に、《やらない》と決めたら、何が何でもやらない。
それが僕が野菜を食べない理由なんだよね。
きっと、そういうオトコが、出世するんだと思うよ。」
そんな屁理屈を言う夫に、
「スティーブ・ジョブスはベジタリアンだ」と反論するほど、妻は暇ではありません。
このドレッシングの使い道をサラダ以外に考えることにしました。
そこで思いついたのがこのアクアパッツァ。
作り方は簡単です。
鍋に豆腐やしめじ、好みの魚介とトマトを並べ、ドレッシングを大胆に回しかけ、
酒を大さじ2杯ほど入れて煮込めば完成です。
所要時間、15分ほど。
魚の出汁に野菜の旨味とドレッシングの香りが溶け込んで濃厚なスープに!
たったこれだけの手間で、「柚子香る和のアクアパッツァ」ができてしまうのです。
豆腐を入れたことで鍋に近い味わいになりました。
出し汁などでこのドレッシングを希釈すれば、鍋のつゆにもなると思います。
寒い季節になれば、「柚子香る鶏つくね鍋〜トリュフ風味〜」なんかもいいかもしれませんね。
ハァァァー!!!
美味しそう!!!
この角度も美味しそう!!!
〆はもちろん、パスタです。
大葉をたっぷりと散らしてください。
100本買って、親戚やママ友に配り歩きたいくらいに気に入ってしまいました。
いかがでしょうか?
ドレッシング一本で味が決まる、和のアクアパッツァ。
所要時間15分ほどで食べられてお手軽なのに、ラグジュアリーな気分にしてくれる、主婦の味方です。
(キンキンに冷えた日本酒がオススメです。)
この記事のライター
- こは村 こはる
- ライオンのように強い母でいたい。でも、柔らかで、甘くて優しいお母さんでもいたい…そんなまるでポン・デ・ライオンのような心を持つ一児の母。なんの資格も持たない普通の主婦がお届けする、おもしろおかしい日々。