暮らす
2018.6.15
今が旬の食材-鳥取の庭で採れた「ハチク」-
先日、鳥取にある実家に帰省してきました。
鳥取と聞くと、砂丘、カニ、梨、田舎・・・
という印象をお持ちかと思いますが、その通りです。
自然豊かで空気が綺麗なそんな鳥取の実家の庭には、
色々なものが植えてあったり勝手に生えたりしています。
栗や柿、山椒にスダチなど様々ありますが、この季節といえば『ハチク』です。
庭の端っこに猫の額ほどの竹やぶがあり、毎年この時期になると
毎朝ニョキニョキと顔を出します。
ハチクを採っては親戚や近所に配るのが、この時期の父の楽しみです。
(楽しみと言いつつ、「ここにも生えてる!」「あんなとこにも!」と格闘しています)
そんな「ハチク」ですが、一般的な「タケノコ」との違いを調べてみました。
ちなみに読み方は同じ「タケノコ」ですが
食べることができる旬の時を筍
旬を過ぎて食べることができなくなると竹の子というそうです。
「タケノコ」と言えば、ほとんどが孟宗竹の竹の芽の部分にあたり、
旬は3月〜5月上旬です。
それに比べて「ハチク」は淡竹と書き、孟宗竹よりも細くアクが少なく、旬は孟宗竹の後です。
アクが少ないので、孟宗竹のタケノコのように皮ごと米ぬかなどと茹でて〜などは必要なく、
水で茹でるだけでいいので下処理も楽です。
実家では「ハチク」を煮物やお味噌汁、炊き込みご飯などにして食べていましたが、オススメのレシピを見つけたのでご紹介します。
あのロードサービスでおなじみのJAFさんの機関紙『JAF Mate』に掲載されていたレシピです。
◇牛肉とたけのこの梅オイスター炒め◇
●材料(2人分)
牛こま切れ・・・200g
〈⭐︎〉オイスターソース・・・大さじ1
梅干し(塩分10%前後のもの)・・・2個
しょうゆ・・・小さじ1
おろしニンニク・・・小さじ1/2
おろしショウガ・・・小さじ1/2
ゆでたけのこ・・・150g
パプリカ・・・1/2個
ごま油・・・大さじ1/2
酒・・・大さじ2
●作り方
1. フライパンに牛肉を入れ、〈⭐︎〉を加えてよく混ぜ、5分ほど置く。
2. たけのこは薄切りに、パプリカは乱切りにする。
3. 1のフライパンに、2 とその他全ての材料を入れて中火にかけ、沸騰したら蓋をして8分ほど煮る。
4. 蓋を取り、強火にして1~2分ほど炒めて水分を飛ばして出来上がり。
レシピではたけのこですが、ハチクに変えて作りました。
梅干しが効いていて、とても美味しかったです。
私はスナップエンドウも入れましたが、キャベツなど余っている野菜を入れても良さそうです。
ご飯も進むので、男性にもオススメです!ぜひお試しください。
この記事のライター
- さかもとみなこ
- 靴下デザイナー/保育士。 絵本や"empitsukun"というオリジナルの靴下を作っています。 趣味で始めた"ひとふでがき"で毎日1枚絵を描き続けて、約8年。カレンダーなど製品化しています。 動物が大好きで、旅先ではそこの動物園や水族館に必ず行きます。