子育て
2019.12.14
子どもと一緒にのんびり、ゆったりバンコク旅 ②
子連れ旅行で困ることの一つに、大人がやりたい事と子どものやりたい事のズレがあります。大人の楽しいところに行くと、子どものキメ文句が登場します。
「つまらない」
そして、ホテルに帰りたがる。息子の得意技です。これを回避するために考えた必殺技は、子どもを満足させてから大人の行きたいところへ行く、という実にシンプルなもの。効果絶大!
息子はプールをとにかく楽しみにしていたので、午前中はたっぷりホテルのプールで遊ぶ時間を設けるようにしました。2〜3時間たっぷり遊んだ後でお出かけ、です。自分が満足したいなら、まずは子どもを満足させるべし。
なので、ホテルはプールが充実しているかどうかが決め手に。子ども用と大人用があり、大人用は一番浅いところでも1.8m、一番深いところで3m!!滑り台などの遊具はないのですが、スイミングに通い泳ぎがすっかり得意になった息子は、水深3mに大喜び。滞在中は朝ごはんの後にプールが日課に。
水深3mで立つ、と言うミッションをクリアする2人。これが楽しくて仕方なかったらしい。私はプールサイドでゆったり読書。ちなみにこちらのプール、夜まで泳げます。さすが南国。
夜まで営業するプール。夜のプールは大人な雰囲気。
さて、プールが終われば街へ繰り出します!非日常を求めるのならば、ホテルのアフタヌーンティーははずせません。優雅でリッチな時間を濃厚に楽しみ、旅行気分を満喫したいのです。
バンコクの各ホテルで工夫を凝らし特色を打ち出しているアフタヌーンティー。あまり量が多くなく、質もよく、それでいて、ホテルのリッチな雰囲気を味わえるような所ということで、川沿いのペニンシュラホテルのアフタヌーンティーを電話で行く前に予約。予約するのは夫です。
天井が高く広々としたペニンシュラホテルのザ・ロビー。こちらはピアノの生演奏もあるのが嬉しい。カメラを向けるとニッコリ笑ってくれました。
こちらがメニュー。素敵なお茶がたくさんあって迷います。お茶を決めると、係の方がお茶を入れてくれます。緊張しつつもリッチな気分に。二人で6000円弱。プラス子供のお茶を頼みました。
アイスから始まり、アフタヌーンティーらしく3段重ねのお皿が登場。甘いケーキ類と、軽食のお皿に分けられています。マカロンはご飯系のものがサンドされており斬新な味!
スコーンはなかなかの食べ応え。クロテッドクリームをたっぷりつけていただきます。息子はスコーン一個と軽食をほとんど食べ、ケーキは放置。私もスコーンでお腹いっぱいに。ケーキは夫のお腹に収まることに。
ちなみにこの日も生憎の雨。川沿いにあるペニンシュラホテルからの景色はこんな感じ。バンコクのビルがジャングルのようにニョキニョキと増え続けているのがわかります。
もう少し、ゆったりお茶タイムを楽みたかったのですが、息子が限界。限界が来たら移動です!
ベニンシュラホテルから歩いてICONSIAMへ。ICON SIAM は2018年にオープンしたショッピングモール。タイ77県の魅力を伝える「 SookSiam」と呼ばれるマーケットが店内に登場します。なんと15000平方メートル!77県のローカルフードや工芸品、雑貨、洋服がところ狭しと並べてあり、市場感覚で食事やお買い物を楽しむことができるんです。
店内には川もあり、その両サイドにはローカルのお店がズラリと並んでいます。店内というのがポイント。通常の市場は外なので、衛生面や温度の高さなどを考えると私は買いにくかったりするのですが、ここは店内なので清潔で買いやすい!しかも、歩いているだけでワクワクします。
ショッピングモール内はとにかくリッチな作り!どこもかしこもゴージャス。
そして何よりタイらしいものがこちら。土地の神様を祭る祠らしいです。タイに住んでいるときにあちこちで見かけましたが、ここまで大きいものは初めて。ICON SIAMを川沿いの方へ出るとババーンと突然あります。
バンコクで一番新しいショッピングモールも満喫し、満足したのでホテルへ帰るのみ。ここで問題が!なかなかタクシーが捕まらない。仕方なく、トゥクトゥクを捕まえて帰ることに。タイ在住時はこれ無くして生活できなかった乗り物。しかし、シートベルトも、窓もなく、危険極まりない乗り物。まるでアトラクション。久々に乗りましたが、飛ばすとばす。おじさんの背中からは危険な香りが・・・・
私は、手摺りにしがみつき生きたここちがしませんでしたが、息子と夫は結構楽しんだご様子。なんとか無事にホテルにたどり着き、ホッとした一日でした。この後は、ホテル近くのカフェで夜ご飯。家族みんなが大満足な1日となりました。
The peninsula Bangkok(ザ・ペニンシュラ・バンコク)
http://bangkok.peninsula.com/
ICONSIAM(アイコンサイアム)
サトーン船着場から無料ボートが運航
https://www.iconsiam.com/en
この記事のライター
- 柴口実菜子
- 予防医学食養生士/薬膳食療法専門指導士/和学薬膳®︎博士。元グラフィックデザイナー。1児の母。ドイツ・タイでの生活から、自分でできる体調管理の大切さを痛感。マクロビオティック、薬膳を学ぶ。オトナ&コドモのカラダにやさしく、おいしく、カンタンな食を日々追及中。