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子供達と作り上げるキッズカフェ

昨年から娘と一緒に何回か参加しているワンパーク主催のワークキッチン。
5月には、松本手まり時計まつりでこどもカフェを出店します。

そして今年は、パティシエである筆者が、
スイーツメニューの考案と子供達へのスイーツ作りの指導をする事に!
先日は、本番に先立ち試作試食会がありました。

今回作ることになったのは、プリンとベイクドチーズケーキ。
試作会前にオリジナルレシピを用意して、人数分プリントしていきました。
プリンやチーズケーキには色々なタイプがありますが、
今回は子供達にも作りやすく、材料もシンプルなものを考案。

これまで現場でのお菓子作りやレシピ制作の経験はあるものの、
大勢の子供達に向かってお菓子の作り方を教えるのは初めてです。
先生の立場ではありますが、
筆者自身もこれまであまりない経験に緊張しながら臨みました。

お菓子を本格的に作ったことがある子は少なく、
作り方や材料について説明すると、
子供達は「そうなんだ!」と言って熱心に聞き入ったり、
気になる事を積極的に質問する様子も見られました。
筆者は、子供達と一緒にお菓子を作るのは楽しいなと思うと同時に、
真剣な姿にしっかりした知識を伝えたいという気持ちも抱きました。

説明をよく聞いて、慎重にプリンを流します。
ただ、慣れない先生役には大変な場面も。
途中子供達が飽きたりおしゃべりをして話を聞かなくなったり、
あちこち見るのに気を取られて材料を入れ忘れるミスや、
初めて使うプリンの器がオーブンの中で溶けるといったトラブルも・・・!
これは、初めて使うキッチンとはいえ、不手際に講師として大反省。
本番では上手くいくように改善したい点となりました。

ワンパーク主催者の方には
「大丈夫!そのために試作会があるんだから!
最初から全て上手くいくより失敗することも大事だよ。」
とフォローいただきました。
筆者は、先生という立場上ミスなくやらなければと
肩に力が入っていた部分もありましたが、
言われてみると確かに、失敗をどうリカバリーするかの姿勢を
子供達に見せることも大切かもしれないと思いました。

カフェではスイーツだけでなく、
ハンバーガーとカレー、ドリンクなども提供する予定なので、
同時進行でいつもワークキッチンの料理を教えてくれる
村瀬たけし先生の料理試作や指導もありました。
最後は、子供達が好きなように具材を挟んでそのままお昼に。
お腹が空いた子供達は、「美味しーい!」と言いながら、
ハンバーガーにかぶりついていました。
大人も村瀬先生の特製カレーにコロッケをのせていただきました。

最後は、お昼を食べた後にプリンとチーズケーキの試食。
筆者としては、思っていたのと違い、上手くいかない場面もありましたが、
子供達は「めっちゃうまい!」「幸せ~」などとと言いながら食べてくれました。
子供達が笑顔で食べてくれるのは、教える立場としても嬉しい瞬間でした。

試作会では失敗もありつつも、
本番ではこどもカフェが成功するように子供達と頑張りたいと思います。
またドキドキの本番のレポートもお楽しみに。

 

 

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この記事のライター

奥牧双葉
奥牧双葉
長野県在住。一児の母。 製菓衛生師/只今、お菓子の企画・開発職として修業中。 これまでパティシエールとして働いてきた経験を活かし、大好きなお菓子作りや料理などを中心に、皆様に手作りの楽しさをお伝えしていきたいです。
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