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春の終わりの仕事!苺ジャム作り

「季節の手仕事」

主婦にとって、なんて素敵な響きでしょう。

時間をかけて、手間暇をかけて、大切な家族の喜ぶ顔を思い浮かべながら食材を仕込む…

真っ白なリネンのエプロンをつけたお母さんが微笑みながら台所に立つ姿が目に浮かびます。

そんなゆとりのある暮らしとは程遠い毎日の私はプレゼントで頂いたエプロンを「大切だから汚したくない」

という理由から使用せずに、今日も夫が愛用しているユニクロのTシャツで台所に立ちます。

いいんです。夫がこのTシャツを着るのは仕事が休みの土日だけですから…笑

 

そんなズボラな私ですが5月に必ず行う「季節の手仕事」があります。

それは「苺ジャム作り」!

3月くらいから少しずつジャム作りを始めるのですが、シーズン終わりの5月は苺の価格が最終値になることから、たくさん購入しては、苺ジャムに加工します。

やはり旬まっさかりの3月の苺と違って、粒も小さくなりますし、多少、味は落ちますが、その価格の安さから心置きなくジャムに加工できるので毎年、欠かせない行事となりました。

お店によって価格は違うかと思いますが、私の住んでいる町のスーパーや八百屋さんでは1パック200円くらいになることがあるので、そういう時は思い切って4パックほど購入します。

娘たちに苺のヘタとりを手伝ってもらうのですが、お手伝いするフリをしてお口の中へパクッ!(笑)

娘二人が一生懸命に盗み食いをするのでかなり目減りしますが、4パックも購入しましたから、(ふふふ、好きなだけ食べなさい…)と仏の心で見守れます。

お気に入りの鍋に苺を山盛り詰め込んで、お砂糖をたくさんかけたら苺の汁が出るように軽く潰します。

私は半日ほど置いて十分に水分を出してから煮込み始めます。

コトコト煮て、灰汁を丁寧に取ったら、レモン汁を入れてとろみがつくまで煮込みます。

最後に隠し味!のキルシュを入れるのが私のこだわりです。

さくらんぼの香りのする洋酒なのですが、これを入れるか入れないかで香りがだいぶ変わります!

苺ジャムの瓶の蓋を開けるたびにふわっと「春の香り」がするんですよ~!

今年もたくさん仕込みました。たくさん作ってお友達におすそ分けしたり、冷蔵庫に保存して大切に使います。

子供たちがアイスやトーストに、この苺ジャムを山盛りかけてしまうので、あっという間になくなってしまうんですけどね!

買ってきたジャムよりも甘さ控えめで果実感もたっぷりなので、フルーツを食べている感覚になってしまうようですね。

春の終わりを告げる5月の苺ジャム作りでした!

さあ、梅雨が始まったら今年も梅酒仕込もうかな~!

(もちろん夫のお気に入りのTシャツで)

 

 

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この記事のライター

こは村 こはる
こは村 こはる
ライオンのように強い母でいたい。でも、柔らかで、甘くて優しいお母さんでもいたい…そんなまるでポン・デ・ライオンのような心を持つ一児の母。なんの資格も持たない普通の主婦がお届けする、おもしろおかしい日々。
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