作る
2024.4.8
時短おもてなし料理!簡単なフランスのお惣菜「ファルシ」に夢中!
若い頃からおもてなし料理を作るのは大好きだったのですが、
子供が二人産まれてからは、なかなか手の込んだ料理を作る機会が減りました。
先日、娘の習い事の先生達をお招きして交流会を開こうという話になり、
我が家に集まってもらうことになりました。
どの先生も美人でセンスもよくて、
バリキャリでなんかピチピチしててキラキラしています。
実は私には昔から若い女の子をたくさん集めて、
得意技を披露してキャーキャー言われたいという
港区おじさんのような困った一面があるんですよね。
久しぶりの女子会。
これは私の得意技の「料理」を披露せねばと張り切って準備することになりました。
ですが、毎日の育児に追われて珍しい食材や調味料を買いに行く時間はありません。
そんな時に図書館で出会ったこの本。
憧れの料理研究家サルボ恭子さんの「絶品ファルシ」です。
見た目からしてもう美味しそう!
「食材のうま味を楽しむ詰めるだけのおかず」というテーマに私の胸は高鳴りました。
詰めて、詰めて、詰めまくって、先生たちの目を輝かせるぞ!
「ファルシ」とは、フランス語で「詰める」という意味で、
肉や魚、野菜などに別の食材を詰めた料理のことをいうそうです。
トマトの中身をくり抜いて中にひき肉を詰めて焼いたファルシを
デパートの総菜売り場などで見かけたことがある方もいるのではないでしょうか。
よく考えたら日本の家庭料理「ピーマンの肉詰め」もファルシなのでしょうね。
さて、まずは下準備です。
トマトの中身をくり抜いて、茹で卵も少し卵黄を残してカットし、
具材を乗せやすいようにしました。
しいたけは裏返してクリームチーズ、コーン、パセリ、パンチェッタを混ぜた具材を詰めました。
トマトにはレンズ豆、ツナ、コーン、きゅうり、玉ねぎのみじん切りを合わせたサラダを詰めます。この日は大人だけなので少しピリ辛にしたくてハリッサを混ぜて和えました。
茹で卵は薄切りしたきゅうり、くり抜いた卵、マヨネーズと粒マスタードを混ぜて
サラダにして詰めます。
先ほどのしいたけはオーブンで焼きます。クリームチーズがこんがり焼けて美味しそう!
ファルシのいいところは前日に中身をくり抜いておけば、
翌日パパっと仕上げられるという下準備が楽なところです。
色とりどりの野菜で作ると見栄えもします。
女子会の前日にきのこのキッシュも焼いておきました。
さあ、盛り付けます!
キウイとレタスのサラダには成城石井で購入したピンク色のビーツのドレッシングをかけました。このドレッシング、賞味期限がすごく短いのですがとっても美味しいのです!
和えて詰めただけの卵のファルシも粒マスタードが効いていて、大好評でした。
野菜がいっぱいのファルシのスペシャルプレートランチ。
私の狙い通り、先生達も大喜びでプレートを並べた途端、
黄色い歓声を浴びることが出来ました!
私の心の中の港区おじさんも優越感でいっぱいになりました・・・!
簡単で見栄えもするファルシ。
ちょっとしたおもてなし料理におススメですよ!
この記事のライター
- こは村 こはる
- ライオンのように強い母でいたい。でも、柔らかで、甘くて優しいお母さんでもいたい…そんなまるでポン・デ・ライオンのような心を持つ一児の母。なんの資格も持たない普通の主婦がお届けする、おもしろおかしい日々。