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暴飲暴食で弱った胃にはこの食材でケアを!

母になり早10年。この年末年始は、“(子育てで)失われた大人の10年”を取り戻すかのように楽しいことが目白押しでした!大人だけの忘年会や、それはそれは素敵なお宅にお呼ばれし「大人だけの」美味しいお酒とご馳走をいただいたり、大人時間を満喫させていただきました。
年末の暴飲暴食で胃が悲鳴を上げはじめたところに、年始の暴飲暴食が再起動。ご馳走と美味しいお酒を前に我慢できるはずもなく、突っ走り続けたところ、口周りに赤い吹き出物がポツポツと出現。

口周りの吹き出物は胃に問題あるよ〜、という身体からのサインと言われています。
こういう時のごはんの基本は、
●味の濃いもの、揚げ物を控えサッパリメニューにすること。
消化を促進しつつ消化不良を解消し、胃をケアしてあげること。

消化を促進するのが得意な食材ってちゃんとあるんです。代表選手は、大根。この2つは、食べ過ぎて胃の調子を崩してしまった時に活躍し、胃もたれなどに効くとされています。そして胃も整えてくれるとっても頼れる食材。ちょうど良いタイミングで夫のお母さん手作りの無農薬大根と蕪をたんまりいただいていたので、早速年始の朝ごはんに登場させました。思いついたままに作ったため、分量が分からないので作り方を本当に簡単にご紹介します。


まずは、大根と蕪と蕪の葉をたっぷり入れた豆乳粥。少しだけ鶏ガラスープの素を入れて中華風に。
1)炊いたお米お茶碗2杯分強と、水600cc以上(お好みで)、鶏ガラスープの素小さじ1/2くらい、大根と蕪をさいのめ切りにしたものを適量お鍋に入れ柔らかくなるまでコトコト煮ます。
2)野菜が柔らかくなってから豆乳100ccくらい(お好みで)を入れ温め直します。豆乳は沸騰すると分離してモロモロになってしまうので沸騰させないことがコツです。
3)最後に塩で味を整え、たっぷりの胡麻と、蕪の葉を入れて出来上がり。ごま油を少し垂らすと香りがグッとアップします。

ふろふき大根ステーキ。皮をむき、面取りした大根を昆布を敷いた圧力鍋に重ならないように並べ、お水をひたひたに。お米を大さじ1ほど入れて圧力をかけて待つこと10分。ふろふき大根の出来上がり。
1)ふろふき大根の水分を切り、油を引いたフライパンで焼き色がつくまで焼きます。
一緒にベーコンを1cmくらいの長さに切り、カリカリになるまで炒める。
2)塩胡椒で軽く味をつけてフライパンから大根とベーコンを取り出す。
3)醤油とバルサミコ酢(醤油2:バルサミコ酢1くらい)、お好みで蜂蜜と酒を少し入れフライパンで煮詰めて大根にかけ、カリカリベーコンを添えたら出来上がり。大根の葉があれば一緒に細かく切って少しフライパンで焼いてから飾る。

ベーコンと蕪、蕪の葉炒め。
こちらは作り方はもう本当に適当です。蕪を適量櫛形に切り、蕪の葉はよく洗って2センチくらいに切る。フライパンにお好みの油を入れ、ベーコンと蕪を炒め、火が通ったら蕪の葉を加え、酒、醤油を適量加えさらに炒める。最後にお好みで塩と胡椒を加えて出来上がり。マスタードなどを少し加えても美味しいかもしれません。

手抜き蕪の甘酢づけ。蕪は薄切りに。蕪の重さの2%の塩。蕪、塩、唐辛子、ゆずの皮、ゆずの絞り汁、蜂蜜、細切り昆布、酢を全て器に入れ(ジップロックなどでも良い)混ぜてから、重りを載せて数十分したら食べる。数時間おいた方が美味しいのですが、すぐに食べたかったので。唐辛子を入れすぎて時間が経つごとに辛くなりすぎました。唐辛子は気持ち程度がいいです。お子さんがいれば抜きでも。

息子は久々のサッパリごはんに飢えていたようで、「うまい!うまい!」と物凄い勢いで食べてくれました。子供の身体は本当に正直だといつも感心します。


夫は、手抜き蕪の甘酢づけが相当気に入った模様。
サッパリ大根、蕪のフルコースの朝ごはんに家族みんなが大満足。しばらく大根と蕪にお世話になる日が続きそうです。年末年始に限らず、食べすぎた日の翌日などにもオススメ の大根と蕪!ぜひ、頼りにしてみてください。

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この記事のライター

柴口実菜子
柴口実菜子
予防医学食養生士/薬膳食療法専門指導士/和学薬膳®︎博士。元グラフィックデザイナー。1児の母。ドイツ・タイでの生活から、自分でできる体調管理の大切さを痛感。マクロビオティック、薬膳を学ぶ。オトナ&コドモのカラダにやさしく、おいしく、カンタンな食を日々追及中。
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