作る
2019.3.29
名店「カラピンチャ」のカレーキットで作る本格スリランカカレー!
娘が産まれてからというもの大好きな「カレー屋巡り」ができなくなりました。
大阪で大流行中の「大阪スパイスカレー」の特徴かと思うのですが、雑居ビルの中にあるカウンターのみの店舗、というスタイルが多いので子連れには行きにくいのです。
「スパイスカレー」の中でも一番好きなのが「スリランカカレー」です。まだ独身だった頃、会社の近くに専門店があったのでかれこれ10年以上前から大好きなのですが、先月、家族で神戸にある「王子動物園」に行った帰りに有名なスリランカカレーの店「カラピンチャ」の前を通りました。
たまたま行列になっておらず、しかもテラス席が空いていたのです!
テラス!子連れにはありがたいですよね?!
子供が少し愚図ってもほぼ外なのであまり気にならず、すぐ隣に他の客のテーブルがないので広々と使えます。
せっかくの機会なので念願の味を堪能してきました。
スリランカカレーの特徴として、ライスの上に野菜やフルーツのおかずが数種類、盛り付けられます。そこに好きなルーをかけて全部をぐちゃぐちゃに混ぜて食べるのです。
辛い肉のカレーとレンズ豆とココナッツの甘口カレー、そしてシャキシャキの葉野菜を使ったおかずが口の中で一体になって何とも言えない美味しさ!!
私はこのスリランカカレーに病みつきなのです。
「次、食べられるのはいつだろう…」
そう思いながら名残惜しく思っていると、レジ前にこのカラピンチャオリジナルカレーキットが販売されていることに気づきました。
「これで、家庭でもカラピンチャのカレーが味わえるかも?!」
早速、購入して「スリランカカレー禁断症状」が出た時に食べようと大切に保管していました。
そしてつい先日、その禁断症状がやってきたので早速、作ってみることに!
今回購入したのは「豚肉カレーのキット」
カレーキットに必要な材料はこれだけ
封を開けてみるとこんな感じでお店こだわりのスパイスが必要分、入っています。
なんだかとっても本格的です!
手順もしっかりと書いてあるので便利です。
それでは手順通り作ってみましょう〜!
と、下ごしらえの段階で「スパイスを豚肉にまぶして2時間置く…」という表記を見つけてしまいました…笑
ガーーーン!
2時間も待てません…。
時間を短縮したかったので1時間だけ香りを染み込ませました。
なんてったって主婦は忙しいのです!
1時間待つ間にもう1種類ココナッツのカレーを作って、副菜の野菜のおかずを2品作りました。
みなさんはちゃんと2時間置いてから作ってくださいね!笑
付属の「ゴラカ」という梅干しのような酸味のある素材。これはお湯でふやかしてすり鉢でペースト状にしておきます。
おおぅ〜!本当に本格的!
下ごしらえが終わったらいよいよ、調理開始です。
まずは「マスタードシード」を油で炒めます。
パチパチという音がしなくなったら、玉ねぎ、にんにく、しょうがとスパイスを投入。
玉ねぎが透明になるまで炒めます。
スパイスを馴染ませたお肉を入れて炒めます。
じっくりと焦げないように10分炒めるようですが、これがなかなか難しかったです!火加減が強すぎたせいか、焦げ付きそうだったので私は少し、水を足しました。
水と塩、ペーストにした「ゴラカ」を加えて15分程度煮込みます。
最後に酢を入れて、味見をし、塩加減を調整すれば出来上がり!
肉を漬け込む時間を除けばあっという間にできますね。
名店「カラピンチャ」の豚肉カレー。とってもスパイシーな香りがして美味しそうです!
肉を漬けている時間に作ったのは「ダルカレー(レンズ豆のカレー)。」
レンズ豆と玉ねぎ、カレーパウダーを炒めてココナッツミルクで煮込むだけの、めちゃくちゃ適当に作っても、誰が作っても美味しいカレーです。
スリランカのお母さんにとっては味噌汁のようなものですね。
それでは盛り付けましょう!
お店で食べた時のように、一皿にカレーと副菜をいくつか盛り付けます。
私はスナップエンドウのスパイス炒め、リンゴときゅうり、トマトをココナッツで和えたサラダを盛り付けました。
ゆで卵とベランダで育てたパクチーも彩りに添えてみました。
日本人には不慣れな行為ですが、ぐちゃぐちゃに混ぜていただきます。
「うーーーん!美味しい!」
あの「カラピンチャ」特製のスパイスキットですから間違いありませんね。
お店のホームページからも購入出来るので、また禁断症状が出たら購入したいと思います。
これで子連れでなかなか専門店に行かなくても、カレー難民にならずにすみますね!
とても簡単なので本格的なスリランカカレーを食べたことがない方にもぜひ、オススメしたいです。
この記事のライター
- こは村 こはる
- ライオンのように強い母でいたい。でも、柔らかで、甘くて優しいお母さんでもいたい…そんなまるでポン・デ・ライオンのような心を持つ一児の母。なんの資格も持たない普通の主婦がお届けする、おもしろおかしい日々。