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自家製果実酢で、暑い夏を乗り切ろう!

果実酢が好きで、普段からソーダ割りなどにしてよく飲んでいるのですが、今年は、以前から作ってみたかったキウイ酢と、おすそ分けしてもらった夏苺でイチゴ酢を作りました。今回は、キウイ酢の作り方を中心にご紹介してみたいと思います。

キウイは、年中手軽に手に入るのに、実はとても健康効果の高い果物。
ビタミンC、E、B6、Kと葉酸、カリウム、マグネシウム、鉄などミネラル豊富で、ビタミンCと食物繊維は特に多く含まれています。意外なことにビタミンCは、なんとレモンよりも多く、グリーンでレモン5個分、ゴールドでは8 個分にもなります!キウイ酢にするとお酢の健康効果も加わるので、疲労回復だけでなく、ダイエットにも効果抜群の飲み物です。

自家製果実酢というと、1~2週間じっくりと漬け込むイメージですが、今回は電子レンジの力を借りて、最短翌日からでも飲めるスピードレシピで作ってみます。

材料は、キウイ、リンゴ酢、氷砂糖、ハチミツとシンプル。お好みでハチミツは無くても作れます。
氷砂糖で漬け込むので、糖分の多さが気になる方もいるかもしれませんが、酢に含まれるアミノ酸は、糖と一緒になる事によって「ピルビン酸」という代謝を活発にする物質に変わるので、実は、お酢単体で摂取するよりも、健康やダイエットに関する効果は高まると考えられています。

《材料》
キウイ・・・2個
氷砂糖・・・80g
ハチミツ・・・20g
リンゴ酢・・・200ml

清潔な瓶などに氷砂糖とハチミツを入れ、上から皮をむいてスライスしたキウイをのせてお酢を注ぎます。このレシピでは、糖質を減らし、風味付けや栄養効果を高めるためにハチミツを加えています。苺のほうは、ハチミツは加えず氷砂糖、苺同量とカップ一杯のお酢で作りました。そして、早く飲めるようにする為の裏技として、電子レンジ600wに30秒ほどかけてから、蓋をして冷蔵庫で冷やします。


レンジにかけると、電磁波の作用でキウイの熟成が早く進み、一日経てば飲み始められる状態になっています。新鮮なうちに飲み切れる少量ずつ仕込めるのもメリットです。もし、翌日に氷砂糖が溶け切らない場合は軽く混ぜて下さい。

出来上がったキウイ酢は、水割りはもちろん、ソーダ割り、牛乳割り、スムージーやシェイクなど様々に楽しめます。普段のお酢の代わりにお料理にも使え、キウイのタンパク質分解酵素とお酢の力で肉が柔らかくなるので、特にお肉料理とは相性が良いです。
漬け込んだ果肉は、1~2週間を目安に取り出した方が美味しく食べられると思います。そのまま食べたり料理に使う他、細かくミキシングしてドリンクに混ぜるのもおすすめです。

意外と簡単に作れる果実酢。今年は、好きなフルーツで作って、夏の暑さに負けない体を作りましょう!

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この記事のライター

奥牧双葉
奥牧双葉
長野県在住。一児の母。 製菓衛生師/只今、お菓子の企画・開発職として修業中。 これまでパティシエールとして働いてきた経験を活かし、大好きなお菓子作りや料理などを中心に、皆様に手作りの楽しさをお伝えしていきたいです。
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