お砂糖代わりに使える優しい甘味料『甘麹』

今回は、砂糖の代わりとしても注目が集まっている健康的な調味料 『甘麹』の作り方をご紹介します。 
『甘麹』とは、炊いた白米やもち米と米麹、湯を混ぜて一定の温度を保ちながら発酵させたもので、砂糖の代わりに料理やお菓子に使われる他、甘酒のもとにもなります。甘酒とよく似ていますが、甘酒よりも水分量が少なく濃厚な感じです。 

 加糖しなくてもしっかりと甘いだけでなく、必須アミノ酸、パントテン酸、ビタミンB1、B2、B6などの栄養も豊富です。 

《材料》 
米麹・・・200g 
炊いたご飯・・・200g 
熱湯・・・1カップ 

 《作り方》 
①ご飯に熱湯を注いでほぐす 
②55〜60℃に位になったら米麹を混ぜる 
③②をジップ袋に入れ、60℃の湯をはった炊飯器の内釜に入れる（熱湯を2合の目盛まで注ぎ、水道水を3合の目盛まで注ぐと大体ちょうど良い） 
④炊飯器の蓋を開けたまま保温モードにして60℃の水温をキープする。そのまま時々袋をもんだり温度の確認をしながら８〜10時間置く（70℃越えない様に注意） 
⑤全体にとろみと甘味がついたら完成 
清潔な瓶などに入れ、冷蔵庫で保管 
1週間位で使い切るのが目安 

①ご飯に熱湯を注いで60℃位まで冷まします 

②温度が下がったら米麹を入れてよく混ぜます

③②を耐熱のジップ袋に入れ、60℃の湯をはった炊飯器に入れる 。蓋は開けたまま60℃の保温をキープして、8～10時間置く（70℃を越えないように注意）
 
④全体にとろみと甘味がついたら完成 

甘麹は同量の砂糖より糖質も低く、食物繊維とオリゴ糖も豊富なので腸活にもばっちりです。砂糖代わりに料理やお菓子に使ったり、ヨーグルトにかけるなど使い方も様々。粒々が気になる場合は、ミキサーやブレンダーなどで滑らかにしてから使うと良いですよ。美容や健康が気になる方におすすめです。