作る
2017.7.21
ハーブで作る虫除けスプレー
大嫌いな蚊の季節がやってきました。
蚊には申し訳ないのですが、あの見た目、なんでわざわざ縞模様なのか・・そして耳元に響くぷ〜んの音。あぁ嫌い。
小さい時から、蚊に刺されやすい子でした。田舎暮らしで虫が多かったのもあると思いますが、夏になるとあちこち刺されて本当に嫌だったのを覚えています。
蚊の視力って、白黒なんだそうです。なので、色の濃く見える黒色のほうが、蚊は好むみたいです。
肌の白い人より黒い人、白い服より黒い服のほうが、蚊がよってくるんです。
体温の高い人も刺されやすいとよく聞きますね。妊婦さんや赤ちゃんは要注意です。
最近は、お部屋にシュッとするだけで蚊がいなくなるタイプのスプレーがでていて、抜群の威力を発揮してくれますね!あれはほんとに素晴らしい商品だと思います。
私も、娘が産まれるまでは使用していました。
ですが、娘が産まれてから、できるだけ自然のものを使いたいと思うようになり、今年は、ハーブを使って虫よけスプレーを作ってみました。
作り方はとっても簡単!
材料もこれだけでいいんです!
⚪︎ 精製水・・・・・45ml
⚪︎ 無水エタノール・・5ml
⚪︎ 精油・・・・・・5〜10滴
⚪︎ スプレー容器
(※精製水と無水エタノールは薬局で買えます。)
スプレー容器は、無水エタノールを使うので、できればガラスタイプのものがいいです。もしくは、アルコール対応とかかれたもの。そして光を通さないタイプのものを用意してください。
精油は、いろいろありますが、有名なもので《ゼラニウム》《レモングラス》《シトロネラ》などがあります。
まず《ゼラニウム》は、シトロネラールという蚊が嫌う成分が含まれています。
《レモングラス》は、レモンの香りのするハーブで、トムヤムクンにも使用されており、タイでは虫よけの定番です。
そして《シトロネラ》、これはあまり聞き慣れていないですが、イネ科で昆虫が嫌う、シトラールという成分が含まれています。シトラス系の香りで、二酸化炭素の探知能力を低下させるといわれています。
家庭菜園などされる際に、ハーブを一緒に植えると、野菜に虫がつきにくいとも言われていますね。
個人的に、ゼラニウムの香りが大好きなので、わたしはゼラニウムで作っています。
作り方は、全ての材料をスプレー容器にいれるだけです。
①無水エタノール→②精油→③精製水の順にいれると、精油がうまく混ざります。
※直接肌にスプレーしても大丈夫ですが、お子さんや肌の敏感な方は、パッチテストなどをしてから使用してください。
また3歳未満のお子様は、まだ精油の直接の使用は刺激が強すぎますので、お肌に直接スプレーするのではなく、外出時は、ベビーカーや靴など、家の中でなら、カーテンなどのファブリックにスプレーして使用するのがいいと思います。
アロマディフューザーを使用するのもいいですね!(※アロマディフューザーの場合も3歳未満のお子様が一緒の場合は長時間の使用はさけたほうがいいそうです。)
蚊取り線香の香りも「夏が来た!」感があって好きですが、アロマの香りもリラックスできていいですね!
作るのはめんどくさい!でも、市販のものの中でも、できるだけ子供に安心なものを選びたい!という方は、‘ディート’という成分の入っていないものを選ぶといいそうです。
ハーブの活用法として、ほかにもおすすめがあるのでご紹介します。
1つは、ミントのハーブ。お茶パックなどにハーブを入れ、洗い桶に沸騰したお湯と一緒にいれます。お湯がさめたら、テーブル布巾を冷めたお湯の中につけてテーブルを拭きます。
ミントには殺菌作用があるんです。清涼感のある香りもしますので、スッキリしますよ。
もうひとつは、掃除機の吸い口に、ミントやティーツリーの精油を1滴垂らす方法です。
殺菌作用や清涼感があるおかげで、掃除機の排気口からでる嫌な匂いを防ぎ、空気も綺麗にしてくれるといった効果があるのです。
ハーブティーのように、「飲む」以外にもいろいろな利用方のあるハーブ、ぜひ試してみてください。