作る
2017.6.8
山椒仕事はじめました
昨年この時期に仕込んで重宝した実山椒。
「あ〜〜!もうすぐ山椒の冷凍ストックが切れちゃう!!」と思っていたところ、ちょうど八百屋さんで発見!
佃煮にしたり、ちりめん山椒にしたり、下処理して冷凍したものはそのまま料理に使ったり…
なかでも冷凍の山椒は一年間、キッチンで大活躍してくれました。
手を抜きたい日の我が家の定番・大人用麻婆豆腐には欠かせないアイテム。
ということで、今年も山椒仕事はじめました。
実山椒の下処理
手に入れたらなるべく早く下処理を済ましてしまうことが大切らしいので、早速はじめます!
ささっと洗ったら、小枝から実を外します。
実についている軸の部分は自宅用であればそこまで気にしなくても大丈夫。
大まかにだけ外して、細かい部分は茹でた後にとります。
※ちなみに茹でた後のほうが、小枝も軸もポロポロと取れやすいのでやりやすい方でOK!
鍋にたっぷりのお湯を沸かして、実山椒を入れ、少し煮立つ程度の火加減で7分ほど茹でます。
※茹で時間の目安は、実が指の腹で潰れるくらいまで。
茹で上がったら流水で粗熱をとり、何度か水を替えながらあく抜きをします。
このとき、残っている軸や小枝で気になるところを取ります。
※さらす時間はお好みで。今回は4時間ほどさらしました。
好みの辛さまであく抜きをしたらざるで水気をきります。
そのまま使うのであればこれで下処理は終了!
冷凍保存もOK!
クッキングペーパーでしっかりと水気を拭き取り、小分けにして密閉できる保存袋に入れれば冷凍保存もできます。
ズボラな私は小さめの保存袋に分けて入れ、火を使う料理であれば解凍もせず そのままパラパラと鍋に入れて使っています。
ちりめん山椒も簡単に
下処理した実山椒を使って、ちりめん山椒を。
昨年は山椒の佃煮を作ったら辛味が強くてすぐにアレンジしたので、今年は最初からちりめん山椒で。
お酒とみりんを火にかけてアルコール分を飛ばしたら、しょうゆと薄口醤油を、ちりめんを入れます。
水分が少なくなってきたら水を足しながら、15分ほど弱火で煮て、山椒を入れたら水気がなくなるまで煮ます。
バットなどに広げて粗熱を取り、さらに水分を飛ばしたら完成。
保存容器に入れて冷蔵庫で2週間ほどで食べきります。
たくさん作る場合はこちらも小分けにして冷凍を。
今年も第一弾・山椒仕事を終えました。
ちょっと手間と時間はかかるけど(でも実際手間なのは小枝を外す作業くらい…)やっておくと一年助かるので、毎年恒例の台所仕事にしようと思います。
この記事のライター
- 塔筋真弓
- 「ALOHA JOURNAL」編集長 /「HOLOHOLO PICNIC」主宰 /「kai pearl」オーナー。 生まれながらの食いしん坊で大雑把。おっちょこちょいがゆえ、出来過ぎ(!?)な夫に救われる日々。家族でハワイ移住を夢みる、1男1女の母で現在第三子妊娠中。 #ヨガピク #かぞピク を主催したり、#関西ママズ を立ち上げるなど、皆さまと一緒に楽しめるイベント企画にも精力的♪