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新しょうがで作るピンク色のジンジャーシロップ

初夏になるとスーパーでもよく見かけるようになる新生姜。 今回は、レモン汁を加えて綺麗なピンク色のジンジャーシロップにしてみたので、作り方をご紹介します。 

《材料》 
新しょうが・・・200g 
白砂糖・・・140g 
レモン汁・・・大さじ2 
シナモンスティック・・・1本 

《作り方》 
①しょうがはよく洗って皮をむき、千切りにして鍋に入れる 
②白砂糖とシナモンスティックを加えて全体にまぶし、15分程置いて水分を出す 
③中火にかけて時々混ぜながら3分程煮る 
④煮えたら火を止めてレモン汁を加える 
⑤熱いうちに網などで漉して保存瓶に入れて冷ます 

 しょうがは、土などついているのでよく水洗いしてからやや厚めに皮をむきます。 
皮をむいたら、スライスして千切りにします。ここは好みでスライスでも大丈夫です。 後で残ったしょうがもガリ風に漬け込んで食べられるようにするので、食感の好みで決めて下さい。

 千切りしたしょうがは鍋に入れ、白砂糖とシナモンスティックを加えて全体にまぶし、しっかり水分が出て来るまで15分以上置きます。今回はピンク色の仕上がりにしたいので、ここでは白砂糖を使うのがポイントです。三温糖やきび糖などの茶色いお砂糖を使うと、普段お馴染みのジンジャーエールのような茶色になります。 

しっかり水気が出たら中火にかけて3分程煮ます。この辺りは、ショウガの量や切り方などにもよるので様子を見ながら調整して下さい。 

煮上がったら、最後にレモン汁を加えます。ここで酸を加えることにより、シロップが綺麗なピンク色になります。この色は新生姜でしか出てこない楽しみです。 

火からおろしたら熱いうちに網などで濾して保存容器に入れます。

しょうが風味のシロップは、炭酸水で割ってジンジャーエール、そのままお菓子や紅茶などの飲み物にいれるなど様々な活用ができます。レモン汁を入れた爽やかな味わいは、飲むだけで体がすっきりしたと感じますよ。  新生姜には、強い抗酸化作用や体を温めて新陳代謝を高めてくれる働きもあるので、暑い時期の疲れを取ったり、季節の変わり目の風大対策などにもぴったり。 簡単に作れるので新生姜を見つけたらぜひお試しください。 

 《濾した後のしょうがの活用法》 
タッパーや保存容器に入れ、ひたひたのお酢と塩1~2つまみ程加えると、ガリ風の甘酸っぱい漬物として食べられます。せっかくの新生姜は余さず味わって欲しいので、こちらの活用法もおすすめです。 

 

 

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この記事のライター

奥牧双葉
奥牧双葉
長野県在住。一児の母。 製菓衛生師/只今、お菓子の企画・開発職として修業中。 これまでパティシエールとして働いてきた経験を活かし、大好きなお菓子作りや料理などを中心に、皆様に手作りの楽しさをお伝えしていきたいです。
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