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私が毎朝シフォンケーキを焼き続ける理由

シフォン3

シフォン主義の日本において、「身体がシフォンなんだからっ」とはよく言いますが、
私の場合、ほんまに「身体がシフォン」になるのも時間の問題かと思われます。

なぜなら、
寝ても覚めてもシフォンケーキを焼き続けて、そして焼いただけ食べ続けているから。

しかし、どうしてシフォンケーキなのか。
美味しいから。
…それもそうなんですが、他にもいいところはたくさんあるのです。

始まりは、第二子出産時に友人が出産祝いに何か欲しいものある?と聞いてくれたこと。子供関係のもので不足しているものはなく、ママが使うようなのも一通り既に家にあり、
なんとなくやってみたかったこと=シフォンケーキということで、「シフォンケーキの型」をリクエストしました。

作り方を調べて、なんとなく焼いてみたら、ふっくらふわふわのシフォンケーキが、
大きな17cmのケーキが、目の前にドーンとあらわれたその喜びたるや。
ぐりとぐらの世界観が大阪に!

さて、ここで知られざるシフォンの魅力をお伝えします。


◆シフォンケーキのいいところ

・卵が4つあれば焼ける(他は家にいつでもある:小麦粉、砂糖、サラダ油のみ)
・バター不要(つまり、材料費が安く、カロリーも低い)
・パンのように発酵やコネる作業が要らない
・材料準備から焼き&片づけ&洗い物を入れても1時間で終わる(子育ての合間にも◎)
・焼き立てより翌日くらいが美味しい(どこかに持参する際は前もって準備できる)
・冷凍保存&自然解凍で食べられる
・子供も大人も食べられて、おやつにも朝ごはんにもなる(普段使いにも、おもてなしにも)

そして、夢中になる要素の一つとして、「アレンジが自在である」ということ。
熟したバナナを入れたり、ココアを入れたり、ほうじ茶を煎って茶葉ごと混ぜたり、
牛乳を足すとモチモチ感が出るなとか、ほとんど「研究」と呼べる域へ。
こちらは、小原春香園さんの濃い味グリーンティーと、桜の塩漬けで春っぽくしたものです。

こちらは、定番のバナナシフォン。
冷たく冷やすと、最高に美味しいのですが、バナナの熟し加減が甘さと香りとしっとり具合に直結してくるので、
部屋でバナナを育てる(キッチンに吊るして黒くなるまで眺めるだけ)必要があります。
そのタイミングと、バナナシフォンを焼くタイミングがピタっときた日は嬉しくて小躍りです。
タイミングが合わない日は、真っ黒バナナを今日中にシフォンにしてから寝なければ!!!という妙な使命感に追い込まれることも。

こちらは、友達が来る日に、レモン汁で溶いた粉糖(アイシング)に蜂蜜レモンを乗せて。

こう書くと、本当に簡単そうに見えると思うんですが、
簡単に作れることに間違いはないのですが、油断してると、パンクしたタイヤみたいな爆発シフォンが出来上がることも。
原因はいろいろあるようで…卵白の泡立て不足や泡立て過ぎ、卵黄と卵白が混ざってしまったこと、オーブンの予熱不足や、気泡の入りすぎなど、プロでも何回かに一回大きな穴が空いてしまったりするという繊細具合。

そこがまた面白いところなわけでもあります。
焼き始めて半年になろうとしていますが、まだまだシフォンブームは続きそうです。
是非、みなさんも!ハンドミキサーかブレンダ―があれば、型を入手するだけで作れますよ~!

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この記事のライター

永田尚子
永田尚子
整理収納アドバイザー。 主婦だって野心を叶えたい!水面下ではバタバタともがきつつも、「やるべき家事」と「やりたいこと」のバランスを追い求めて試行錯誤の日々。2男児の母。
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