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2018.2.27
離乳食後期から食べられるひな祭りメニュー♪菱餅風パンケーキ
世間では、お花屋さんで桃の花をあしらったブーケが売られていたり、スーパーではひなあられが沢山売られていたりして、すっかりひな祭りムードになっていますね。
我が家も先日、面倒だなぁという気持ちと、あぁやっぱりお雛様って美しいなぁという気持ちを行ったり来たりしながら、娘の雛人形を出しました。
そして、ひな祭りのごはんといえば、ちらし寿司とハマグリのお吸い物でしょうか。
以下の写真は今から2年前、離乳食後期から幼児食へと変わりつつある時期で、娘が1歳2カ月の時のひな祭りごはんです。
まだちらし寿司もハマグリも食べられないであろう時期でしたが、ひな祭りの雰囲気を盛り込みたくて作ったメニューが、今回ご紹介する「菱餅風パンケーキ」です。
離乳食後期になり始まった、つかみ食べをメインに考えたパンケーキです。
市販のホットケーキミックスを利用した素朴な味わいのパンケーキになります。
菱餅風パンケーキの作り方
【材料】作りやすい分量
ホットケーキミックス(お好みのミックス粉をお使いください):1袋(今回は150g)
牛乳:袋の分量より少なめ
玉子:1個
イチゴ:適量
ほうれん草(小松菜でも可):適量
ホットケーキミックスの表示より少なめの牛乳と玉子を入れて混ぜ、3等分にします。この段階ではまだ、かなりもったりとした生地になります。
イチゴは生で、ほうれん草は茹でてから、ブレンダーなどでペースト状にします。
(ほうれん草は少しだけ牛乳を足して混ぜやすくしています)
プレーンの生地には牛乳を、ピンク色にはイチゴペーストを、緑色にはほうれん草ペーストを入れてよく混ぜます。
それぞれ混ぜると以下の画像のようになります。
ペーストを入れる際は、生地を混ぜながら少しずつ適量を入れていってください。
それぞれの生地を通常のパンケーキと同じように弱火で両面焼きます。
焼き上がると、ピンク色のパンケーキは若干くすんだ色合いになります。
焼き上がったパンケーキの粗熱が取れたら、上から順にピンク、プレーン、緑色のパンケーキを重ねて、ラップに包んでしばらく寝かせて落ち着かせます。
ラップに包んでおよそ1時間ぐらい(もっと短くても大丈夫です)寝かせたら、パンケーキを重ねたまま菱形に切ります。
菱形って普段見慣れていないので、斜めに切るのが意外と難しいです。
器に盛り付けたら完成です。
一番上のピンク色はほんのりイチゴ味、真ん中はそのままプレーン味です。
一番下の緑色はほんのりほうれん草の苦みを感じるかもしれませんが、ホットケーキミックスの甘みの方が強いので、子どもでも十分食べられると思います。
娘は「これなに?これなに?」と気になって仕方がない様子でした。
おそらく子どもに手づかみで食べさせると、綺麗な菱形の状態は最初だけで、グチャグチャに食べ散らかされる事になると思いますが、それぞれの色別に食べさせて、子どもの反応を見るのも面白いと思いますよ。
1歳2カ月だった当時の娘は、イチゴとプレーン味は美味しそうにパクパク食べており、
普段、緑色の葉野菜は一切食べない娘も、ほうれん草味は風味を気にしつつ、変な顔をしながら少しだけ食べていました。
菱餅の3色の色は、赤は桃の花、白は雪、緑は新芽を表していて、雪の下に若葉が芽吹き雪の上には桃の花が咲いている、という様子を表現しているんだとか。
今年も娘の健やかな成長を願って、ひな祭りを楽しもうと思います!
この記事のライター
- 柏崎和佳子
- 野菜嫌いで食いしん坊な娘の幼児食&健康オタクな夫の晩酌ごはん作りに奮闘中の専業主婦。 栄養バランスと季節感を大切にしたごはん作りを心がけています。