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「 味の素」って使ってる?

先日、ママ友との会話でびっくりすることがありました。
「幼児食に使ったらあかんと思って避けてたんですが、味の素を解禁することにしました」と話すと、みんなの顔に「味の素…?」とはてなマークが飛んでいたのです。
私の周りのママ友さん、10歳ほど年齢差がある人も多く、若い人ほど「味の素」の存在を知りませんでした!!
「うそでしょー?!パンダの瓶の!アレですよ!?」
と聞き直してもみんな「???」です。
カルチャーショックでした…!!
とてもメジャーな家庭の旨み調味料だと思っていたのですが…

どうやらみんな、同じメーカーから出ている「ほんだし」や「丸鶏ガラスープ」などは普段から使っているようなのです。(小栗旬と向井理の効果でしょうか?!)
でも中身が白いサラサラのあの調味料は何のために使うものかもわからないのでスーパーで見かけてもスルーされていたようですね。

私の母の世代はまだ「味の素」の認知度も高いのですが、
「味の素」=「化学調味料」…化学で合成されて体に悪いんじゃ?!
というイメージからか、最近では使わないご家庭も多いようですね。

メーカーのサイトにも記載がありますが「味の素」の主原料は「さとうきび」です。
※参照 「味の素Q&A/うま味調味料「味の素」

糖蜜を発酵させてうまみ成分として有名な「グルタミン酸」に変化させて作られています。
ただ、あくまで「食品添加物」になりますので体に悪いイメージがつきまといますね。
近頃流行りの「無添加」の製品にも「うまみ成分」が含まれているものが多いのですが、そういった製品は「たんぱく加水分解物」がよく使用されています。
こちらは「さとうきび」ではなく、肉や魚の加工で余った原料などが使われており、製造過程が単純なことから自然由来の旨味扱いとなり、厚生労働省の定めた基準上の「無添加」表記が出来るそうです。

私は個人的には国産か輸入なのか、はたまたどんな屑肉が原料なのかわからない「たんぱく加水分解物」よりはさとうきびが原料の「味の素」のほうがマシかな〜?と思い、味の素を使用しています。
毎日、使うわけではないですし、使っても少量ですからね!

さて、そんな味の素を一体、どんな料理で使っているのか?!
私の使用方法を少しだけご紹介したいと思います。

まずは王道の「卵かけご飯」

一振りくらいで十分です。
濃厚な高級卵を使用しているかのような旨味たっぷりの卵かけご飯になるんです〜!
仕事が忙しい母に代わって、兄が私によく食べさせてくれた思い出の味です。

「ペペロンチーノ」も激ウマです!

にんにくをじっくり炒めて旨味を引き出せたらいいのですが…難しいので味の素に頼りますよ~!笑
これは本当に、味の素の実力を疑ってる人に一度試してみてほしい〜!
食べた瞬間に「あ、お店の味!うーん、ってゆうか、たぶんあのお店、味の素使ってるわ!笑」と思うはず…

そして最後はみんな大好き「フライドポテト」!

これも一人前に対して一振りくらいでいいんです。
食べた瞬間、「マ、マクド〇〇ド〜!!」と叫びたくなります。(「ピロピ〜ピロピ〜♪ 脳内であの音が聞こえます…!)
ポテトが揚がった直後にお店の人がフリフリしてる魔法の粉、実は旨味調味料なのでしょうね…
ちなみに私が娘に解禁した味の素の使用方法はこのフライドポテトなんです!
ファーストフードに行く頻度を減らしたくて家庭で作ってみることにしたんです。

さて、「味の素」の魅力を語ったあとに何ですが、この調味料、決してそのまま食べたりしないように!
少量使うから旨味を感じられるのであって、そのままダイレクトに舌の上に乗せるとドギツイ旨味に舌が麻痺しそうになります。
私の祖母の時代にはこの珍しい調味料を食べると「頭が良くなる」なんて都市伝説が広まり、うちの母もオブラートに包んで食べさせられていました。(母の様子を見ているとどうやら効果はないようです。)

味の素の公式ホームページにも「そのような事実はございません」とはっきり書かれていますので、みなさん真似しないように!笑

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※参考資料
「味の素 よくあるQ &A」

 

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この記事のライター

こは村 こはる
こは村 こはる
ライオンのように強い母でいたい。でも、柔らかで、甘くて優しいお母さんでもいたい…そんなまるでポン・デ・ライオンのような心を持つ一児の母。なんの資格も持たない普通の主婦がお届けする、おもしろおかしい日々。
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