作る
2018.1.5
常備決定!冷凍パイシートの活用術
冷凍パイシート。
主婦なら一度は誰しも冷凍食品コーナーで目にしたことがあることでしょう。
先日、息子が「ピザおかわりする!」と言い、「ピザ?」とビュッフェを見渡すとどうやらキッシュのことだった様子。
形的には、たしかに2歳児にはピザみたいなもんか~と思いながら、キッシュって野菜も採れて、おかずにもおやつにもなって、実は便利なんじゃないかと思いました。
せっかくなら家で作って冷凍保存しておきたい。
しかし、タルト生地に自信がなかったので(手間もかかりますし)確実においしく仕上がりそうな冷凍パイシートを使ってみることにしました。
冷凍パイシートは、使う分だけ出しておいて常温に戻し、麺棒で伸ばします。2枚をくっつけたい場合は、溶き卵をつなぎ目に指でポンポン。ぎゅっと押してしまえば、キレイにくっつきます。
①オーブン余熱スタート!
バターか油を塗ったタルト生地やスキレットにのせて、フォークで穴をあけます。
このとき、型の上から麺棒でグリっと押すときれいに縁取りができるのですが、あえて何もせずに周囲がモリッとなっているキッシュも見た目も可愛くて、実際においしいのでお好みで調整してください。
フォークでまんべんなく穴をあけて、パイ生地の表示時間に従って焼きます。
今回は、200度で20分焼きました。
その間にフィリングを作ります。
キッシュは、たいてい何を入れてもおいしく出来上がるような気がしているのですが、
①玉ねぎ(炒めて甘みを引き出したもの)
②ベーコンやソーセージ、しらすなどの塩分のアクセントになるメインのものを1種類
を入れるのがポイントで、あとはキノコやホウレン草などの葉物野菜、チーズ(クリームチーズ、モッツァレラチーズ、なんでも!)、かさまし要員としてポテト類(ジャガイモ、さつまいも、里芋、かぼちゃなど)を入れると子供ウケもいいです。
具が少ないときは、最後にとろけるチーズをたくさん乗せて焼いてしまえば見栄えも◎
ポテトなどはレンジでチンしておくと火の通りを気にしなくていいし、時短になりますよ~!
塩コショウとバターでいためた具を、焼きあがったパイ生地に入れて、卵液(卵と生クリームor牛乳や豆乳)を注いでさらにオーブンで焼きます。
分量など一切表記していませんが、それくらい適当に作ってもおいしくできるので、型の大きさに合わせて目分量でやってみてください。
あまり野菜を冷蔵庫から一掃したいときに是非!
焼きあがったら冷ましてから冷凍保存も可能です。
そして、必ずでてくる切れ端たち。
これもまた、かなりおいしく仕上がるので絶対に捨てないでください。
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◆ねじねじシュガーパイ
パイシートは室温に戻し、小麦粉をはたいておく。
卵黄をハケで塗る。(艶出し効果)
お砂糖をたくさん塗る。
2~3cmに切る。
ねじる。
トースターで焼く。
できあがりっ♪
焼きたては、本当においしいです!
パクパク食べられてしまいます。
★美味しく作るポイントは、お砂糖をじゃりじゃりにたっぷり乗せることです。
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◆ハヤシライスの残りでポットパイ
初めて作ったので、全然膨らまないという事態です。
シチューもパイも冷たいままで高温のオーブンに入れることや、シチューはトロッとしたものより、水分が多めのスープ上のもののほうが膨らみやすいなど、いろいろと情報を見つけたのでまた再挑戦したいと思います。
(膨らまなくても、おいしかったです!)
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◆ただ切れ端に卵黄を塗って焼いただけパイ
チョコを巻いて焼けばチョコパイ、りんごジャムを包んで焼けばアップルパイ…
カスタマイズは無限です。
熱々の出来立てというだけでも、歓声が上がりますのでこのシンプルな「焼くだけパイ」も是非挑戦してみてください。
この記事のライター
- 永田尚子
- 整理収納アドバイザー。 主婦だって野心を叶えたい!水面下ではバタバタともがきつつも、「やるべき家事」と「やりたいこと」のバランスを追い求めて試行錯誤の日々。2男児の母。