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ジビエ料理、流行る予感がします!

若い頃から「ジビエ料理」を好んで食べています。
そもそもジビエとは狩猟によって捕獲された鳥獣を指しますが、日本では鴨肉、シカ、猪などが有名ではないでしょうか。(写真は鴨肉とフォラグラのテリーヌ)

年間被害額が200億円にもなる野生の鳥獣被害をなんとかしようと、捕獲された鳥獣を食肉として有効活用し、ジビエブームを起こそうと必死になっている協会もあるのですが…
いかんせん、なかなかブームは定着しません。
理由はやはり、その「食べにくさ」にあると思います。

(野生のうずらはフランスではジビエ料理としてメジャーな存在。
鶏肉より濃厚だが、身が少なく食べにくい)

日本のジビエ料理といえば猪肉の「ぼたん鍋」が有名ですが、少し癖もありますし、そもそも冬以外食べませんよね。
鹿肉は臭みもありませんし、非常に脂肪分が少ない赤身で私は大好きなのですが、取り扱っているレストランは非常に少ないです。たまに宅配の生協でも「猪肉」や「鹿肉」が販売されているのですが…とても高いです!

羊肉などもそうですが、主婦の感覚ではgあたり400円を超えてしまうと「高級肉」の部類に入るのではないでしょうか。普段、豚肉や鶏肉ばかり買って食べているのでこんなに高いお肉はなかなか買おうと思えないのです。

そんな私ですが、実は年がら年中「ジビエ料理」を食べているんです…!
え?!どんなジビエ料理を食べているの?!

それはですね…

じ・つ・わ〜

「カレーでぇぇ〜す!!」

「またカレーネタかい!」と言われてしまいそうですが、カレーです。
大阪市阿波座にあるスリランカ料理の店、「ヌワラカデ」で食べることができます。

写真のカレーは「猪肉のカレー」。冬限定で食べられます。
見た目はほぼ変わりませんが「鹿肉のカレー」は鹿肉が入手でき次第、通年食べられます。

ジビエをカレーにするメリットとしてあげられるのがやはり、「臭みがない」の一言に尽きます!
様々なスパイスで香りづけされているのでジビエ独特の獣臭は一切、感じません。
「猪肉」は豚肉より濃厚な旨味、甘い脂味が特徴ですが、それがスパイスによってうまく引き出されています。

たまに、レトルトでジビエのカレーを見つけたりもするのですが、少しスパイス感が弱くてジビエの良さを引き出せていないものが多いです。

「ジビエ」×「カレー」の組み合わせがもっとメジャーになって、今より「ジビエ」の食肉利用が世間に広まれば…g当たり200円代で買える日もそう遠くないかもしれませんねっ?!

食べたいのに気軽に食べる機会の少ない「ジビエ料理」興味が湧いた方はまずはカレーを食べに行くことからチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

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この記事のライター

こは村 こはる
こは村 こはる
ライオンのように強い母でいたい。でも、柔らかで、甘くて優しいお母さんでもいたい…そんなまるでポン・デ・ライオンのような心を持つ一児の母。なんの資格も持たない普通の主婦がお届けする、おもしろおかしい日々。
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