採れたて！丹波篠山の秋の味覚

SOL FARMさんから、「黒枝豆、そろそろ採れるよ～！」と、ご連絡をいただいたので、せっかくならみんなで調理して旬の味をいただきましょうということで、朝採れのお野菜を調理することになりました。

学生時代ぶりの調理実習な雰囲気に、参加者の主婦の皆さんは「はじめまして」の方もすぐに打ち解けて楽しげな雰囲気でした。

事前にレシピ決め、工程を分担したことで当日はスムーズに♪

私が事前に準備したのは、水彩画で描いた枝豆(笑)と、橋袋やメニューなどのペーパーアイテムです。
この「メニュー」ってお店でコースを頼むとついていたりするアレなんですが、自宅でも結構盛り上がるんです。
我が家は、ホームパーティーというよりは夫への食事の準備でちょっと時短（手抜きとも言う…を）したなーって日こそメニューリストを作ったりします。なぜかというと、物足りないラインナップもカモフラージュされるからです。
「枝豆」「ふわふわだし巻き卵」「秋のシーザーサラダ」「羽根つき餃子」とか書くとちょっと豪華に見えますよね。

ポイントは擬音語と擬態語（パリパリ、ふわふわなど）と気まぐれ〇〇や、季節の〇〇、自家製〇〇など、3割増しのネーミングを書くこと。(笑)

それはさておき、この日は、パーティー仕様に書きました。

SOL FARMの娘、通称「黒豆のあんな」こと、あんなさん。
この黒枝豆は、１０月中旬～下旬にかけて一度収穫し、そのあとは１２月頃の収穫を目指して､お正月用の黒豆になるそうです。

この日のメニューは、

枝豆ご飯
玉ねぎと鶏肉のガーリックレモンマリネ
サツマイモのきんぴら
里芋の梅和え
柿とカッテージチーズのサラダ

大勢で料理する機会はあまりありませんが、2人１組で１メニュー担当（たとえば枝豆ご飯の人は枝豆ご飯全員分を作る）という分け方が、わかりやすく、時間配分に無駄もなく、よかったように思います。食材をゆでている間や、オーブンに入れている間などの待ち時間には、調理器具の洗いものやほかのチームの補佐をするという流れでした。

キッチンは錢屋本舗さんのサロンをお借りしています。

食べるプラスでは、お子様連れでも気兼ねなくご参加いただけるような雰囲気づくりを大事にしています。

私は今、長男2歳、次男9か月の子育て中なのですが、初めての育児の時に感じたことがあります。
「1歳まで、時間だけはあるのに行けるところがない！」ということ。
例えば公園などの遊び場へ連れていくには月齢が低すぎてあまりできることがなく、一般的な習い事もまだできず、かといってワークショップなどの母親が参加したいイベントは子連れで行く勇気はなく、せいぜい区民センターの手遊び講座や絵本読み聞かせに月1回程度連れていくくらい。
抱っこ紐に入れてカフェへ行くなんてことは、2人目育児中の今だからこそ思い切って行けるようになりましたが、初めての育児の時は「泣いたらどうしよう」「おむつはどこで替えよう？」なんて考えだすと、大型ショッピングセンターへ行って、ひたすら歩いて、フードコートや前払い制のカフェでいつでも出られるようなお出かけがギリギリでした。

食べるプラスのイベントでは、そんなお母さんにこそ、息抜きとして楽しめる機会を提供したいと考えています。
おもちゃを貸し出ししたり、抱っこしながらでもできるように工夫したり…家で煮詰まるとしんどくなってしまうので、ほんのひとときでもリラックスした時間の中で情報交換をしたり、明日からの活力の充電タイムになればうれしいなぁと思っています。