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ブランデーで梅酒作り!梅雨の季節のお楽しみ

この時期になるとSNSの世界ではお洒落な主婦の皆さんが「#梅仕事」といって梅酒や梅シロップを仕込んでいますね。

大きな竹ザルなんかに可愛いお尻のような形の梅がずらっと並んでいる写真や、外国製の瓶に漬けられた梅酒…そんな写真を一度は目にした方も多いのではないでしょうか。

お洒落な暮らしとは程遠い普通の主婦の私も実は梅酒作りが大好きです。

お洒落とは程遠い昭和の母親に育てられましたので竹ザルではなく新聞紙にザーッと広げられた梅、そして伝統的なあの赤い蓋の瓶。

(すごいぞ!サニブラウン!)

「梅酒なんて買うてたまるかい!自分で作れるワイ!」と凄まじい手際とスピードで梅の掃除をする母の姿…
今でもありありと思い出せます。

そんな母も70歳になり、先祖代々いくら呑んでも酔えない「ざる体質」からか、
「なんぼ呑んでも酔えへんから楽しないわ!」と梅酒作りを辞めてしまいました。
それで私が梅酒作りを引き継ぐことになりました。

「季節を感じたいから…」
「子供に伝統的な日本の暮らしを伝えたいから…」
「丁寧な暮らしが◯△◼︎●●…!!」

イヤイヤ…そうじゃないんです。
関西の主婦はそんなんじゃないんですよ!

「自分で作らなもったいないやんか!」

ただ、その一言に尽きます。
「買うてたまるかい!」の母の意思をしっかり受け継いでいるから梅酒作りをしてしまうんですよね。
自分で漬けると好みの甘さで作れるし、いつもと違うアルコールで漬けてみたり、アレンジも楽しめるので、お酒好き主婦としては欠かせない行事なんですよ〜!

さて、私は今年、サントリーの「ブランデーVO」大容量パックを使って「ブランデー梅酒」を大量に仕込みました。

ブランデーで作ると仕上がりが早いこと。
ブランデー独特の葡萄の芳醇な香りや果実味が梅を漬けることで、より濃厚な味わいになるとか!
これは仕上がりが楽しみですね~!

今回は10号の瓶(8リットル)を用意し、3リットルのブランデー、梅1.6キロ、氷砂糖750gのレシピで作りました。

妊娠中で禁酒しているからでしょうか。
禁酒ストレスからの反動で大量に仕込みたくなったのです。笑
梅や氷砂糖はいつもお願いしている「コープ自然派」という生協で宅配してもらいました。
重たいですからね〜!

少しでも美味しくしたい!と思い、梅は有機栽培のものを選びました。
たぶん、潰れるほど呑むので梅の違いなどわからないと思うのですが、完全に自己満足です。

「今年はオーガニックの梅で梅仕事!」
というキャプションで(誰にも見られていない)私のインスタグラムに投稿してやろうと思っています。
「#日本人に生まれてよかった」「#丁寧な暮らし」というハッシュタグも忘れずにつけなきゃね!

手前が今年漬けたブランデー梅酒。

奥にあるのは娘が産まれた2017年に仕込んだ梅酒です。
娘が20歳になったら一緒に飲みたいと思って漬けましたが…

あれ?なんか減ってますね…
漬けてから一年半くらいで梅の実を取り除いて保管しておくと20年でももつそうなのですが、それまでに味見し過ぎて飲み切らないように気をつけなくてはいけませんね!笑

来年からは今年漬けたブランデー梅酒を飲んで「2017年産の出産記念梅酒」を死守したいと思います!

余った梅は「梅シロップ」にしました。
妊娠中の今はこれを炭酸で割って「酔わない梅酒」として重宝しそうです~笑

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この記事のライター

こは村 こはる
こは村 こはる
ライオンのように強い母でいたい。でも、柔らかで、甘くて優しいお母さんでもいたい…そんなまるでポン・デ・ライオンのような心を持つ一児の母。なんの資格も持たない普通の主婦がお届けする、おもしろおかしい日々。
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