作る
2018.11.15
乾燥シーズンの味方!蒸篭を使おう!!
秋がいよいよ深まって来ました。
カラダの外側からだけでなく、内側からも乾燥対策をする季節の到来です。
秋は白食材でカラダの内側から潤わすことがポイント。
今食べて欲しい潤い食材は、やっぱり、縄文時代から食べ続けられている里芋。
そして、個人的にイチオシはパワーアップ食材でもある山芋(我が家はスーパーですぐに手に入る長芋を食べます)、レンコン、銀杏、お豆腐、豆乳、梨、ユリ根などなど。そして、潤いの王様はやっぱり白きくらげ!これらの白い食材をしっかり食べて内側からも潤いをどんどん足していきましょう。
実は、カラダの中から潤わすポイントは食材だけではありません。
どのように調理して食べるか?
も、とっても大事。つまり、調理方法が決め手になります。
潤い効果を増やす調理方法、みなさん分かりますか??
そう、蒸し料理!!!
食材自体にも蒸気をた〜〜ぷり、ふわっと含ませてそれごと食べるんです。
乾燥してくる時期はグリル料理などはあまりオススメできません。
水分をググッと飛ばしてくれるグリル料理は湿度の高い梅雨向きなんです。
その蒸し料理の最強の味方が蒸篭!!!
最近ではほぼ毎日のように我が家の食卓に登場してます。
もう、なんでも、本当に美味しくなってしまうからステキ。
何より、究極の手抜きなのに!!!!食卓がとっても華やかになります。笑
疲れて帰って来て、もうお料理する元気もない、、、でも、季節の変わり目だし、子供にはしっかり栄養のあるもの食べさせたい、、、、という時!めちゃめちゃ頼れます。
余計なことは一切話さず、しかし、頼まれた仕事は、サッとこなし、頼まれた以上のモノを必ず仕上げてくれるデキル仕事仲間という感じ。その名はセイ・ロ。
もう、彼なしでは冬も越せません。
ちなみに先日のお昼も頼りました。午前中はバタバタしたので、外食しようかな、と心が揺れましたが「あ、私には彼がいる」と頑張りました。パパパッと30分もかからず用意したものがこちら。
土曜日で冷蔵庫にモノがなかったのですが、残りものを駆使。冷蔵庫のお掃除ご飯です。
中途半端に冷蔵庫で残ったお豆腐はホワッホワにして藻塩とごま油で。
蒸し料理で大事なのはやっぱりタレです。ここにこだわりたい。
自家製甘酒、玉ねぎ、お醤油で作る“発酵王子”こと佐々木暢顕さんのレシピが最強。
大量に作って冷蔵庫でスタンバッてもらってます。
冷蔵庫に余っていた白菜とベーコン、エリンギを層にし、キレイ担当のしめじを足しお塩をふりかけ、無塩せきのソーセージを丸ごと載せるだけ。もう一方の蒸篭には、義理のお母さんお手製の無農薬の里芋を丸ごと入れて、グイグイお豆腐を詰め、火にかけるだけ。
蒸している間に、夏の残りの季節外れのピーマンを丸焼きし、柿を準備。お茶を入れ、デザートの豆乳黒ごまプリンを3等分に。
蒸しあがったらテーブルに出して、蒸篭の蓋を開けて、あとはお料理とご対面!!!
この蒸気が、寒い日なんて、もう最高。
切って入れるだけであとは良いお仕事してくれる頼れる蒸篭。
息子も蒸篭ごはんになるとテンション上がります。それでいて、秋、冬の乾燥対策もしてくれる。脱帽。ちなみに、我が家は3人家族なので、21cmの蒸篭を2つ常備してます。
手入れも簡単で、いつも軽く洗って水切りカゴで軽く水を切ってからキッチンに吊り下げてます。
しっかりカラダの中の潤いチャージをしてくれる蒸篭。
時短しつつも、手抜きなんだけど手抜き感のない蒸篭ごはん。潤いたっぷりの簡単蒸篭ごはんを秋、冬に楽しんでみるのもアリだと思います。
この記事のライター
- 柴口実菜子
- 予防医学食養生士/薬膳食療法専門指導士/和学薬膳®︎博士。元グラフィックデザイナー。1児の母。ドイツ・タイでの生活から、自分でできる体調管理の大切さを痛感。マクロビオティック、薬膳を学ぶ。オトナ&コドモのカラダにやさしく、おいしく、カンタンな食を日々追及中。