暮らす
2026.9.24
真竹と孟宗竹の違いって知ってる?

工場で賄いを作るパートをしている私ですが、この仕事をしていると色んな食材に出会います。
先日、ご近所の方から頂いたのがこちらの瓶詰めの筍。
左が「真竹(まだけ)」右が「孟宗竹(もうそうちく)」だそうです。
44年も生きていて、初めて知ったのですが、筍には「真竹」と「孟宗竹」があるんですって!
他にも「淡竹(はちく)」という種類もあり、
日本では主にこの三種類の筍が食用として有名だそうです。
実は私たちが普段スーパーなどで春先に目にしているのは「孟宗竹」。
太くてずんぐりしていて、外皮の毛が多いですね。味は柔らかくてアクが強いのが特徴です。
対して「真竹」は細長くて黒っぽい外皮もなめらか、筍の風味もアクも強いそうです。
こちらはスーパーでお見かけすることはまずないそうです。
一般流通よりも、地域の直売所などで販売されることが多いそうですよ。
本当に貴重なものをいただいてしまったので、どのように調理するか、とても悩みました。
定番の筍、『孟宗竹』は炒めたエビと千切りきゅうり、にんにくと和えて
『筍の中華和え』にしました。
水煮特有のちょうど良い歯応えで、千切りきゅうりにばっちり合いました!
にんにくたっぷりで暑い日に食べたくなる一品です。
さて、お次は『真竹』。
真竹の細長い部分の先の方を水煮に加工されています。
本来はアクが強いそうなのですが、採れたてをゆがいたからアクは感じないよ!と聞きました。
見た目もとても柔らかそうなのですが、どうでしょうか。
人生初の真竹。ご近所さんおすすめの食べ方『お刺身』として食べてみました。
薄くスライスして、鰹節をかけただけのおかずです。いただいてみましょう!
お!見た目によらず、すっごい歯応えです!
コリコリっとして美味しい!たしかに孟宗竹よりも筍の風味が強くて、アクを全く感じません。
評判通りの美味しさです。
別の日にかつお味噌をつけて食べてみました。
甘い鰹味噌に筍の風味が負けないんです。とっても美味しい!
お酒のアテに最高の一品でした。
こうなると、『なぜ、真竹は一般流通してないのだろう?』と気になってしまいました。
採れたてならアクも少なくて、孟宗竹の出荷が終わる5月くらいが旬なのです。
なぜ、孟宗竹とバトンタッチで出荷されないんだろう?
少し調べてみたのですが、別名『苦竹』と呼ばれているそうで、
採れたての若い竹以外は苦すぎて食べられないそうです。
竹自体も、弾力性に優れており、建築や竹細工に利用されることが多いそう。
地元の人がたまたま山で若い真竹を掘り当てた時に、家で食べることもある、
という珍しい筍だそうです。
流通しにくい『真竹』。
お刺身にして食べられたことで、
なんだかものすごい『グルメな体験』をさせていただいた気分になりました。
この記事のライター
- こは村 こはる
- ライオンのように強い母でいたい。でも、柔らかで、甘くて優しいお母さんでもいたい…そんなまるでポン・デ・ライオンのような心を持つ2児の母。なんの資格も持たない普通の主婦がお届けする、おもしろおかしい日々。
