作る
2018.8.13
NUKAとアタシの一夏の関係…
暑い…
暑いわ…!!
こんなに暑い日が続くと、
毎日、ほんとに、けだるいわ…!!
そんなけだるい昼下がり、
スーパーに行って、色鮮やかな野菜たちを見ていると…
人妻のアタシは、こう思うの。
「ハァ…ハァ…
あの野菜を…
あの野菜たちを…
NUKA(糠)に、
NUKA(糠)に漬けてやりたいわぁぁ…!!!!」
ってね…。
夏野菜の1番簡単で美味しい食べ方、それはずばりぬか漬けです。
ぬか床なんて管理が面倒じゃない?
そう思われる方も多いでしょう。
ぬか床といえば、姑から嫁へ、代々受け継いでいくものというイメージがありますね。
それはまさにその家の味、おふくろの味の象徴でもあったわけです。
ですが、もはや平成も終わろうとしている2018年。
私はあえて提言します。
「そのNUKA(糠)との関係!
ひと夏でいいんじゃない!?」
ずっと守らないといけないと思うからしんどいのです。
やりたくなくなるのです。
ここは思い切って、野菜が安い夏だけにしましょう!
便利になった現代には、スーパーに行けば袋を開けて野菜を漬けるだけでいい、お手軽なぬか袋があるんですものね。
このぬか袋、乳酸菌で発酵させており、パックを開けるだけですぐにぬか漬けが作れます。
お好きな野菜を水洗いしたらドボンとつけてください。
私の定番は「胡瓜」と「プチトマト」。
大きなトマトも美味しいのですが、プチトマトは小さい分、甘さが増しやすいこと、切らなくても食べられることなどがメリットです。
翌日には高級な塩トマトのような甘さと、果汁の濃厚さが口いっぱいに広がるプチトマトのぬか漬けの完成です。
漬けはじめの頃は少し、塩分がきつく感じるかもしれません。何度か漬けると塩がまろやかになり、ちょうど良くなります。
味が好みでないときは昆布や唐辛子などを足して調整します。 うまく漬かったときなどは、胡瓜を一口かじった瞬間、「ぶわ〜っ」と、花の香りがするときがあります。
これが本物の糠の乳酸菌の香りなのでしょうね。
暑くて食欲がわかない日などは、自家製のぬか漬けとみそ汁だけで昼食を済ませます。
ここに、冷奴や卵焼き、夫の分だけ買ってきたコロッケなんかをつけてあげれば、
「あれ?なんか…私、丁寧な暮ししてない?」という錯覚を覚えます。
(※自家製マジックです)
袋の中の糠は使用する度に少しずつ水っぽくなります。
ゆるくなったら米糠を足してください。
夏が終わり、野菜が高くなってきたら、NUKA(糠)との関係は終わりです。
「また来年…
スーパーで会いましょうね…」
さて、今回は人妻目線で、ぬか床との割り切った関係をお話しさせていただきました。
この夏、貴方も試してみませんか?
NUKA(糠)とアナタの一夏の関係を…
※今回どうしても「人妻」というワードを使ってみたかったので随所に人妻感を醸し出してみました。
書いている人は中肉中背のメガネですが、上戸彩だと思って読んでください。
この記事のライター
- こは村 こはる
- ライオンのように強い母でいたい。でも、柔らかで、甘くて優しいお母さんでもいたい…そんなまるでポン・デ・ライオンのような心を持つ一児の母。なんの資格も持たない普通の主婦がお届けする、おもしろおかしい日々。