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「離乳食は作らなくていいんです。」を実践してみました。

1人目を産んだときはあんなにたくさんの『育児のこだわり』があったのに、2人目ともなると忙しさのあまりこだわりを捨てることが増えました。
離乳食もその一つ。

砂糖は使っちゃダメ、レトルトなんてもってのほか!
長女の初めての離乳食は利尻昆布を使って丁寧に炊いたお粥。
しかもなぜか無農薬のお米まで使って…
結果、全く食べず!
作っては捨て、作っては捨てる日々に私もイライラが募ることが多かったです。

そこで2人目はゆる〜く離乳食スタートを楽しむことにしました。

巷では『小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです。』という本が話題になるほどベビーフード=手抜きという印象も変わってきました。

離乳食がスタートする産後5ヶ月なんて、まだまだ夜間授乳もあるし、寝不足で体調が戻っていないお母さんも多いのではないでしょうか?
そんな時期のお母さんに小さじ一杯の、食べるかどうかもわからないお粥作りをさせるなんて苦行です!

ご紹介した本の中では、お粥の代わりに『ライスシリアル』を使った離乳食が推奨されていたのですが、日本では発売されていないようなので、私はベビーフードに頼ることにしました。
購入したのはキユーピーから発売されている瓶詰めタイプのもの。

『おかゆ (だし仕立て)かつお節入り』70g

いわゆる『10倍粥』です。
裏面を見てみましょう。

お米とコーンスターチ、昆布出汁、かつお節が入ってますね。
それ以外に余計なものは入っていません。

いきなり『かつお節』を食べさせていいのか、というのは議論の分かれるところだと思いますが、少量ですし、かつお節アレルギーが身内に1人もいないので私はよしと判断しました。

お粥はもう1種類あります。
『野菜だし仕立てのおかゆ』70g

裏面を見てみましょう。

なるほど〜!たまねぎ、にんじん、キャベツで出汁をとってるんですね。いわゆるベジブロスというやつですね。野菜に慣れたらこのお粥を食べさせてあげてもいいですね。

さてさて、それでは離乳食開始。

瓶の蓋を開けて、セリアで見つけた可愛い容器にお粥を入れたら準備完了!

これが100均で買えるなんて…!ありがたい〜!

最初は小さじ一杯の離乳食ですが、4日目には二杯、三杯と徐々に増やしていき、1週間を過ぎた頃には野菜を追加、2週間目くらいにはタンパク質を追加していきます。
どれもほんの少しずつなんですが、小さい器に盛り付けるとなんだか可愛くてテンションも上がりますよね!

瓶からよそうだけなのでテーブルコーディネートを楽しむ余裕すらありますよ〜!笑

エプロンは『ベビービョルン』のものを購入してみました。とても可愛いし、食洗機でも洗えるんです!忙しいママにはありがたいですね。

さて、肝心の味ですが次女は大変、お気に召した様子!
パクパク食べてくれて途中から小さいお手てでスプーンを奪おうとするくらいでした。笑

今回、実際に使ってみた感想ですが、本当に赤ちゃんが食べやすいように企業努力されてる印象を持ちました。
お粥には少しだけコーンスターチが入っていて自家製のお粥よりなめらかで食べやすそうです。
トマトとリンゴのペーストなんかも種や果肉のザラザラ感がないのでつるんとした食感で美味しかったです。
トマトの糖度も年間を通して一定の甘さになるように少し砂糖やビタミンCも添加しているようです。
こういった工夫は家庭ではなかなか毎日出来ないですね。

作らなくていいからすぐに用意できる
食べない分は小分けして冷凍できる
色んな食材を気軽に試せる
手作りするよりも衛生的
赤ちゃんが食べてくれなくてもイライラしない!

まさにメリットだらけのベビーフードです。
『せっかく作ったのに、全然食べてくれない…』
作り方に問題があるのでは…?!と悩み、時には長女の前で泣きながら説得したり、無理矢理食べさせようとしたあの日々…様々な努力はしましたが、長女の偏食は全く治りませんでした。
それだけでなく、『食事の時間』=苦痛というイメージまで与えてしまったようです。
やはり、お母さんが神経質になるより、市販のものを使ってでもストレスフリーで食事を楽しむ方が子供にも良い影響を与えられるのではないかと思うようになりました。

1番大切なのは、お母さんがニコニコと笑顔でいられること。その方が『食事は楽しい時間なんだ!』って赤ちゃんも感じてくれると思うんです。

精神的にも体力的にもしんどい時期の離乳食だからこそ、ベビーフードを活用することをオススメしたいです。

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この記事のライター

こは村 こはる
こは村 こはる
ライオンのように強い母でいたい。でも、柔らかで、甘くて優しいお母さんでもいたい…そんなまるでポン・デ・ライオンのような心を持つ一児の母。なんの資格も持たない普通の主婦がお届けする、おもしろおかしい日々。
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