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夏の火照りをクールダウン。初秋に飲みたい菊花茶。

ちょっと前の話になりますが、9月9日は「重陽の節句」といって「菊の節句」になります。
起源は中国に遡ります。昔は長寿を願って「重陽の節句」が大事にされていたそうです。菊は古来より延命長寿の花と知られ、食用や薬用としても使われてきました。
秋に向けてクールダウンしてくれる菊花は、眼も元気にしてくれるという嬉しい効果もあります。パソコンやスマホをよく使い、いつも目を酷使している現代人にもオススメのお茶になります。効き目は穏やかですが、少しでも目の負担を軽くするために私も紅茶やコーヒーでなく菊花茶を片手にパソコン作業をするようにしています。

写真のように、菊の花を乾燥させた状態で売られています。私の薬膳講座に参加していただいた生徒さんにお出ししたところ、とても美味しいと喜んで飲んでくれました。菊の香りがほんのりとしてとても落ち着きます。その昔中国では宮廷女性の必需品とも言われた菊花茶。焦りやイライラを落ち着かせてくれる効果も期待できます。宮廷でのストレスフルな生活を生き抜くための必需品だったわけです。
宮廷女性ほどのストレスはないかもしれませんが、ストレス満載な現代を生きる女性にも(もちろん男性にも)是非是非オススメしたいお茶でもあります。ストレスでイライラしがちな春にもピッタリのお茶なのです。

私の普段の飲み方は、飲みやすいように緑茶などとブレンドしています。参考として私の飲み方をご紹介しますので、自分好みに色々と変えてみてくださいね。
◎緑茶・・・・2g
◎クコの実・・・1〜2g
◎菊花・・・・・1gくらい
◎熱湯・・・・・450cc

緑茶、クコの実、菊花を急須に入れ、熱湯450CCを注ぎ、5分ほど蓋を蒸らして出来上がりです。
クコの実や緑茶なしで菊花だけで飲むのももちろん大丈夫です。お好みで糖分の摂りすぎに注意して蜂蜜などを足しても良いです。

5分以上経ってしまうと苦くなってしまいがちなので、私はいつもピッチャーなどに移し替えて、好きなときに飲むようにしています。菊花茶はクールダウンが得意なだけあり、冷えが気になる方は飲みすぎなどに注意してください。

ちなみに菊花茶を私はいつもネットで仕入れています。今回の菊花茶は夫の中国出張の時にお土産で買ってきてもらいました。それ以外の時は「ティムマッマ」というお店で買うことが多いので、参考いしていただければと思います。
https://www.yakuzenshop.com
「商品カテゴリー」→「中国茶」→「安心栽培 台湾産 菊花茶」

 

 

 

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この記事のライター

柴口実菜子
柴口実菜子
予防医学食養生士/薬膳食療法専門指導士/和学薬膳®︎博士。元グラフィックデザイナー。1児の母。ドイツ・タイでの生活から、自分でできる体調管理の大切さを痛感。マクロビオティック、薬膳を学ぶ。オトナ&コドモのカラダにやさしく、おいしく、カンタンな食を日々追及中。
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