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旬の檸檬にひと手間を 

暖かい日も増え、そろそろ春ですね。
この冬は比較的暖かく、常にマスクをつけて過ごし、どこも換気をされているせいか風邪をひいている人が少ない気がします。手洗いうがいの習慣を子供たちはしっかり身に付けたのは良いのですが、子供の手荒れが気になるこの頃です。
そして、春が近づくにつれ花粉に悩まされる私なのですが、楽しみにしていることもあるんです♪ 

真冬から春にかけてが旬となる 国産レモン

国産レモンが市場に出回ると迷わず手に取り、そしてその檸檬を今日仕込むのか、明日にするのか、いや?明日に出来るのか?と息子達との約束や夫からの頼まれごとを思い出しながらソワソワしてしまいます。
「檸檬しごと」として私は行程が一緒の ①檸檬シロップ と ②塩レモン をよく同時に仕込んでいます、ここで作り始めたきっかけと手順をご紹介。

①檸檬シロップ
檸檬シロップは主人が真夏のメキシコのビーチで飲んだレモネードが忘れられず、家でも飲みたいというワガママに付き合い作るようになりました。メキシコで飲んでいたレモネードは日本ものよりがっつり甘く私達好みでした。
また、寒い時期はお湯で割ってホットレモネード、または紅茶に入れても美味しく、柑橘好きにはたまらないものです。

【作り方】
仕込み方はとても簡単!
輪切りにし種を除いた国産檸檬と同量のお砂糖(または蜂蜜、そしてお砂糖と蜂蜜を混ぜても◎)を消毒した瓶に交互に重ねて入れていき最後に蓋をして、10~14日間冷暗所で置いておきます。そして、1日1回瓶を軽く振ってなじませま熟成するのを待つだけ。

お砂糖は、お好みのものを使えますが、出来上がりの色合いが気になる方は氷砂糖を使うとレモン色に。きび砂糖や洗糖などを使うと茶色になります。風味や色合いで選んでみてください。
ちなみに我が家は風味重視で、きび砂糖と蜂蜜を混ぜています。
また、レモネード以外にも、お菓子作りの際にシロップを混ぜたり、漬けた檸檬をパウンドケーキやカップケーキなどにトッピングして焼くと見た目も可愛く、そして美味しいですよ。

(↓  出来上がりはこんな感じ、濃いめの色ですがこくがあり美味しいのです)

続いて、②の塩レモン
以前からお肉や魚に添えて食べたり、お肉を漬けこんで焼いたり、またはドレッシングとして使ったりと、レモン好きな我が家ではよく登場していました。瓶で売っている物を購入していましたが、手作りで簡単に出来ると知り遠慮なく沢山使える!と作るように。

【作り方】
こちらも仕込み方は檸檬シロップと同様、種を除き輪切り又はくし切りにした檸檬と塩(レモンの重量の15%)を消毒した瓶に重ねて交互に入れて蓋をして、10~14日間冷暗所で置き、1日1回瓶を軽く振ってなじませ熟成させます。

熟成後はどろっとしてきます。私は調味料として使いやすい様に使用前にブレンダーで細かくしますが、くし切りや輪切りのままお肉や魚に添えると見た目も華やかになりますね。
そして、最近私が塩レモンを使ってよく作る簡単おうちごはんは

  • 「鶏肉の塩レモン煮」
    鶏肉に薄力粉をまぶしてオリーブオイルでこんがり焼き、お酒(白ワインでも◎)と塩レモンを入れて5分ほど煮込む
  • 「サーモンのレモンバター」
    サーモンときのこのホイル焼きなのですが、サーモンの上にバターと塩レモンをのせて魚に火が通るまで加熱、程よいレモンの風味が食欲をそそります

 

まだ国産檸檬をスーパーで見かけられる時期、花粉症に負けず爽やかな香りと味を楽しみたいと思います。

 

 

 

 

 

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この記事のライター

なっこ
なっこ
地球の裏側からやってきた珈琲を愛してやまない夫と息子達の空腹事情を気にする2児の母。自然と人が集まる家になればと快適空間を模索中♪海外で人気の高い日本食の魅力を伝えられるよう日々勉強しています。
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