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子どもと一緒に公民館で味噌作り

筆者が住む地域の公民館で、味噌作りの体験講座がありました。
普段、自家製味噌を食べている筆者家族ですが、
家族での味噌作りとはまた違う、
子どもの食育や地域交流にもなる良い体験ができたので、
その様子をレポートします。

今回の味噌作り講座は、公民館と、
食改さんとして筆者の住む地域を取りまとめてくださっている方が、
講師としてボランティアで企画してくれました。
この方は、松本市各地の公民館で味噌作りを教える活動もされているそうで、
食改さんの大先輩として見習いたいと思いました。

会場に着くと20組位の方が参加されていて、とても賑やかでした。
娘の学校のお友達もたくさん参加していたし、
以前、公民館でお菓子教室をした時にお世話になった方もいて、
地域のつながりを感じました。

最初に、講師の先生の紹介と、説明しながらのデモンストレーションがありました。
前日から水に漬けておいた大豆を、スタッフの方が朝から煮てくれていたので、
お湯から上げてミンサーでつぶします。
今回は、機械で豆をつぶしたものと、各自がビニール袋を使ってつぶすものと2種類を作ります。

豆をつぶしたら、お盆などに広げて60℃まで冷まします。
温度が高すぎると麹菌が死んでしまうので、温度管理は大切だそうです。
豆を冷ましている間に、麹を手でほぐして塩と混ぜます。

豆が冷めたら麹や塩と混ぜ、手で麹の粒が見えなくなるまでパンをこねるように混ぜ、
豆の煮汁を混ぜながら固さを調整します。
混ぜ始めたら、雑菌が入らないように、作業が終わるまで手を洗わないのもポイントだそうです。

全て混ざったらホワイトリカーで消毒したタッパーにカビ止めの塩をまき、
味噌を隙間ができないように詰めていきます。
空気が入るとかびやすくなるため、味噌をひとつかみ位取ってハンバーグのように丸めてから
両手で叩きつけて空気を抜き、さらに叩きつけるように容器に入れて、手で隙間なく押さえます。
容器のフチについた味噌もカビの原因になるため、きれいにふき取ります。

できたら表面を平らにならし、表面にもホワイトリカーをかけて塩を振ります。
ぴったり落としラップをして、ふたを閉めたら完成です。
涼しい所に置いて、半年位したら食べられるそうです。

デモンストレーションの後は、各組にビニール袋に小分けにした大豆が配られて、
各自が手や足でつぶしました。
大豆のつぶし加減は好みで良く、豆が大きい場合は、そのままおかずとして食べても良いそうです。
講師の方は、みそ汁を作る時にも味噌こしを使わずに
大豆を丸ごと味わってほしいとお話されていました。

娘も、手でつぶしたり、上にのったりして一生懸命大豆をつぶしていました。
少量とはいえなかなか大変な作業ですが、子ども達も楽しそうに取り組んで、
自分と友達のものを見比べたりなどしていました。
みんなで作るのは、家で作るのとはまた違った楽しさがあるなと思いました。

麹と塩も配られたので、手でほぐして大豆と混ぜ合わせます。

最後は、先生にチェックしてもらい、煮汁を加えて固さを調整してもらいます。
先生は、分からない所は丁寧に教えてくれて、一人ひとりしっかり見てくれました。

娘は、タッパーに詰める時も、空気が入らないように慎重に詰めていました。
かびないように塩とホワイトリカーで消毒する方法など、衛生管理も勉強になりました。

機械でつぶした方の味噌も別のタッパーに詰めたら完成!

最後は閉会式で講師の先生にお礼をして、みんなで片づけをして終わりました。

大変な味噌作りも、ベテランの方と一緒にみんなでやれば楽しくできます。
子ども達が、自ら手を動かして体験するのも、伝統的な味噌作りを知る、
とても良い食育になったと感じます。
また出来上がった味噌を食べるのが楽しみです。

最近は昔に比べ、家庭で味噌を作る家も少なくなっていますが、
今回のように現代に合った形で自家製味噌の良さを知り、
信州の伝統が続いていくと良いなと思います。

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この記事のライター

奥牧双葉
奥牧双葉
長野県在住。一児の母。 製菓衛生師/只今、お菓子の企画・開発職として修業中。 これまでパティシエールとして働いてきた経験を活かし、大好きなお菓子作りや料理などを中心に、皆様に手作りの楽しさをお伝えしていきたいです。
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