作る
2017.11.24
酒呑みに贈るおつまみ。秋鮭で作る「ソフト鮭ジャーキー」
みなさん鮭とばってご存知ですか?
鮭版のビーフジャーキーのような珍味なのですが、この鮭とば、ウチの夫の大好物なのです。
先日、一緒にスーパーに買い物に行った時、夫が嬉しそうに鮭とばを買い物カゴに入れました。
その時私は、秋鮭を買い物カゴに入れようとしていたところで、ふと「鮭とばってお家で作れないのかな?」と思いました。
帰宅してから、[鮭とば 作り方]で検索してみたら、意外と面倒で手間と時間がかかる事が分かりました。
ちゃんとした鮭とば作りは断念することにしましたが、今が旬の秋鮭で似たようなおつまみを作れないものかと思い、ビーフジャーキーの作り方なども参考にして、簡単な鮭ジャーキーを作ってみました。
今回はその作り方をご紹介しようと思います。
ソフト鮭ジャーキーの作り方
【材料】(作りやすい分量)
秋鮭の切り身:二切れ
酒:大さじ2
みりん:大さじ2
醤油:大さじ2
*以下の材料は画像内には写っていません
塩(鮭の下処理用):適量
酒(鮭の下処理用):適量
⑴鮭の下処理をします
鮭に塩をふり15分ぐらいそのままにします。
鮭の臭みをお酒で洗い流すようなイメージで、塩をふった鮭をお酒にくぐらせます。
その後、キッチンペーパーで水気を拭きとっておきます。
⑵鮭を薄く切ります
鮭の切り身を薄く切るのですが、鮭の皮が硬くて包丁で上手く切れなかったので、私はキッチンバサミで切りました。
皮の部分を先に切っておいて、後から身を切ると綺麗に切れますよ。
この時、余分な鱗や骨も取り除いておきます。
(売り物のように薄く切れなくても全く問題ありません)
⑶漬けダレを作ります
耐熱容器に酒とみりんを入れて、電子レンジで加熱してアルコールを飛ばします。
(私は600Wで1分40秒加熱しましたが、お家のレンジによって違うのでそこは調整してください)
電子レンジでなくても、お鍋で煮切る方法でも良いです。
アルコールを飛ばした酒&みりんに醤油を加えます。
⑷鮭を漬けダレに一晩漬けます
密封容器などに入れて空気を抜き、冷蔵庫で鮭を一晩漬けます。
(私は鮭の入っていた容器に鮭を入れ、ラップを密着させて漬けました)
⑸鮭をオーブンで焼きます
130℃に熱したオーブンで25分焼き、裏返してさらに25分焼きました。
片面しか焼いていない段階では、まだ普通の焼き魚のような状態です。
ご家庭のオーブンにより、焼き時間を調整してください。
⑹焼いた鮭が冷めたら完成です
鮭がまだ温かい時は柔らかいのですが、冷めると固まってジャーキーっぽくなってきます。
皮も美味しいので、是非皮まで全部食べてみてくださいね。
分かりやすくジャーキーと名付けてみましたが、干していない分食感がソフトで、鮭の身に水分も残っているので、あまり日持ちはしないと思ってください。
残った分は冷蔵庫に保管して、なるべく早めに食べ切ってください。
秋鮭ではなく、これから旬を迎える冬のお魚:真ダラでも同じように作ってみました。
こちらも美味しく仕上がりました。
この方法で色んなお魚でもジャーキー風なおつまみが作れそうです。
秋鮭ももうすぐ旬が終わってしまいますね。
酒呑みなウチの夫は、そろそろ焼酎をお湯割りで飲み始めるようです。
秋の終わりと冬の始まりを感じるような晩酌時間。
そのお供にソフト鮭ジャーキーも他のお魚で作るお魚ジャーキーもオススメです。
この記事のライター
- 柏崎和佳子
- 野菜嫌いで食いしん坊な娘の幼児食&健康オタクな夫の晩酌ごはん作りに奮闘中の専業主婦。 栄養バランスと季節感を大切にしたごはん作りを心がけています。