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子供と一緒に秋の収穫体験

食欲の秋。秋には、様々な美味しいものが出回りますね。
特に新米は、ご飯が大好きな筆者にとっては、楽しみにしている食べ物の一つです。

我が家は、9月後半の連休に、毎年恒例となっている稲刈りのお手伝いに行きました。
4歳の娘も、他の親戚の子供達と一緒に手伝うとはりきります。

黄金色に実ったお米は、ずっしりと頭を垂れています。
今回の稲刈りでは、田んぼの四隅や倒れた稲を鎌で刈ってから、バインダーという小型の稲刈り機を使って刈り取り作業をします。バインダーからは、ひもで結束された稲の束が出てくるので、それを集めて「はぜ」と呼ばれる棒やパイプを組んだものに掛けていくのが、私達の主な仕事です。

最近では、効率重視で、コンバインという脱穀までできる大型の機械で刈り、そのまま穂先だけを機械で乾燥させる事も多いですが、はぜ掛けした昔ながらの天日干しのお米は、太陽と風の力によってじっくりと乾燥されるので、ダメージが少なく適度な水分量であり、旨味も一粒一粒に凝縮されて、機械乾燥のお米よりも美味しいとされています。

娘も、稲の束を頑張って持ち上げます。よいしょよいしょ。

皆で力を合わせての収穫作業。他の子供達も、頑張っていました!

娘は、「疲れた~。この作業いつまで続くの?」と言って早々に離脱してしまいましたが、
「いつも美味しく食べているお米は、これだけ沢山の人が、手間ひまをかけて作っているんだよ。だから感謝して大切に食べようね。」と教える良い機会になりました。

日本人の生活には欠かせないお米。この伝統的な食文化を、これからも体験を通して、子供達に身近なものとして伝え続けていきたいと思います。

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この記事のライター

奥牧双葉
奥牧双葉
長野県在住。一児の母。 製菓衛生師/只今、お菓子の企画・開発職として修業中。 これまでパティシエールとして働いてきた経験を活かし、大好きなお菓子作りや料理などを中心に、皆様に手作りの楽しさをお伝えしていきたいです。
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