ページ内を移動するためのリンクです。

【京都】宝石のようなゼリーポンチが楽しめる純喫茶【喫茶ソワレ】

京都の繁華街、河原町。
観光客がたくさん行き交うとてもにぎやかなエリアです。

そんなにぎやかな河原町の路地裏に静かで落ち着いた喫茶店、喫茶ソワレがあります。
戦後すぐの1948年に開業してから70年以上経った今も多くの人に愛されています。

喫茶ソワレのソワレとはフランス語で「夜会」や「素敵な夜」といった意味です。
店名に合わせて店内は青色の照明で統一されていて少し薄暗いです。
これは創業者の友人である染色家の上村六郎さんが「女性がきれいに見える灯を」とアドバイスをしたからだとか。実際に昔はお見合いの場にも使われていたようです。

純喫茶と聞くとクラシック音楽が大音量で流れているイメージですが、こちらでは音楽を何もかけていません。
聞こえるのはキッチンでの調理音やお客さんの会話する声だけです。
青い照明と静かな空間があいまって時間が止まっているような感覚を味わえます。

店内には他の創業者の友人が手がけた彫刻や絵画などが数多く飾られています。
どれもアンティークな雰囲気が出ています。
 こちらの喫茶店の看板メニューが「ゼリーポンチ」です。
1978年ごろに2代目オーナーの奥様が考案したようです。
イエローやグリーン、パープルなどのカラフルできらきらしたゼリーはまさに宝石のようで目を奪われます。

ゼリーポンチに使用されているサイダーは1889年に発売され、なんと100年以上変わらぬ製法で作られている優しい炭酸です。
メニューにも注意書きがありますが市販されている
サイダーに比べてかなり微炭酸になっていてすぐに炭酸が抜けてしまうので、写真を撮るのはほどほどにして早めに召し上がりましょう。
ゼリーはかたすぎずやわらかすぎず、ちょうどいい食感になっています。
透明度が高くきらきらしておりカラフルなので一見甘そうに見えますが、思ったほど甘くなくさっぱりとしています。
考案されたときから現在までずっと味付けを守り続けているとのことでこだわりが伺えます。
ゼリーもサイダーもどちらも甘すぎないので、甘いものが苦手な方も安心です。

座席は1階か2階の好きなほうを選べます。1階は少し薄暗く、2階は明るいフロアになっています。
今回は明るい2階を選びました。運よく窓際の席が空いていたのでそちらへ。

大きな窓からは目の前を流れる高瀬川を眺めたり、行き交う人々や車をぼーっと眺めてのんんびりと過ごすことができました。
京都の街歩きをしていて少し疲れたときなどに休憩で入るのもおすすめです。

最近はおしゃれなカフェが増えていますが、たまにはノスタルジックでレトロな純喫茶もいかがでしょうか?
非日常ですが落ち着いた空間でゆっくり休むことができますよ。
京都へ観光に行く機会があればぜひ足を運んでみてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
基本情報
喫茶ソワレ
住所:京都府京都市下京区西木屋町通四条上る真町95
電話:075-221-0351
営業時間:13:00〜19:30 (LO18:00)
定休日:月曜日・月曜日が祝祭日の場合は翌日(詳しくはホームページまたはInstagramを確認してください)
ホームページ:http://www.soiree-kyoto.com/
Instagram:https://www.instagram.com/tea_room_soiree/
※最新情報はホームページをご覧ください※
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

Share

この記事のライター

kaya
kaya
週末のカフェ巡りや旅行のために仕事を頑張るOL。 趣味はカフェ巡り・旅行・写真・バイオリン。 主人ともふもふの猫と暮らしています。
  • Twitter
  • Instagram
このライターの記事を読む