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南信州でたけのこ掘り

長野県の南信地域には、竹林が多くあり、春にはたけのこ掘りが楽しめます。
今年は、夫の叔母に誘われて叔母宅の裏庭にある竹林でたけのこ掘りをしました。
たけのこ掘り初挑戦の娘も、大はりきりです。

今シーズンすでに一度掘ったそうですが、
たけのこの成長は早いのでまた立派なたけのこが生えていました。
周りの土や葉を草かきなどで取り除いてから、クワで掘り起こします。 
大きすぎるものは固くて食べられないのですが、
ほっておくとそのまま竹になって竹林が広がってしまうので、
できるだけ採ってしまいます。
娘は、大きいたけのこを全身を使って一生懸命取っていました。

 
大きなたけのこを持ってピース!運ぶのもあせだくになって頑張りました。

沢山採れました!
たけのこ掘り
から帰った翌日、あく抜きをしました。
たけのこは、収穫するとどんどんあくが強くなっていくので、
なるべく新鮮なうちにあく抜きをするのがえぐみを出さないポイントです。

あまりに大量にあったので、
筆者の実家で昔味噌炊きに使っていた大釜とかまどを借りて一気に煮ていきます。
たけのこは洗って先の方を切り落とし、ぬかを入れて水から煮ます。
(本当は唐辛子も入れた方が良いのですが、今回は入れ忘れました)
沸騰
したら1時間程煮て、そのまま一晩自然に冷まします。
冷めたら皮をむいてきれいにし、水につけて保存します。
この状態で水換えをしながら5日位は冷蔵保存が可能。
沢山あったので、
親戚や職場などにも配りました。
たけのこご飯、天ぷら、チンジャオロースなど
色々な料理にして新鮮なたけのこを楽しみました。

食べきれない分は、乾燥たけのこ作りにも初挑戦。
5日ほどたけのこをぬか漬けにしてからぬかを洗い流し、天日干しにします。
筆者が作った時は天気が悪かったので、フードドライヤーで半日ほど乾かしました。
干したたけのこは、ちりちりに小さくなりますが、水につけるとまたたけのこに戻ります。
生のものとは食感が変わるので、めんまやきんぴら、煮物などにするのがおすすめです。

旬の味覚を存分に堪能し、娘にとっても良い食育になりました。

 

 

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この記事のライター

奥牧双葉
奥牧双葉
長野県在住。一児の母。 製菓衛生師/只今、お菓子の企画・開発職として修業中。 これまでパティシエールとして働いてきた経験を活かし、大好きなお菓子作りや料理などを中心に、皆様に手作りの楽しさをお伝えしていきたいです。
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