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結婚式場で食育体験!T&Gキッズプロジェクト

松本市にあるアルモニービアンは、
筆者夫婦も結婚式を挙げた思い出の結婚式場です。

夏休みに、運営会社のT&G(テイクアンドギヴニーズ)主催で、
結婚式場の仕事紹介と食育をテーマにしたキッズプロジェクトがあり
娘もお料理体験をしたので、その様子をレポートします。

今回体験するのは、信州食材を使った太巻き作り。
参加する子供たちがシェフとなり、
家族など大切な人のために料理を作るというイベントです。

受付を済ませるとまずは、自分が被るコック帽に好きな絵を描きました。
式場の方に「上手だね!」と褒められて娘は得意気でした。

全員が集まると作業に入る前に、スライドを使って
結婚式場の仕事の説明と地産地消やフードロス問題について学ぶ時間がありました。
スライドでは、想いを込めて料理を作ることの大切さや衛生問題、
食べ物への感謝など普段から子供に大事にして欲しいと思うことも沢山教えてくれました。

テーブルは家族ごとに分かれていて、
ウェルカムドリンクを飲みながらリラックスした雰囲気で聞くことができます。
会場は披露宴会場なので、結婚式本番のようなテーブルコーディネートもされており、
個人的には自分の結婚式も懐かしく思い出されました。

地産地消やフードロスに対する式場の取り組みに感心すると共に、
食育的なテーマを子供にも分かりやすく教えてくれるのはとても良いなと感じました。

お料理を教えてくれる、シェフや調理スタッフの皆さんの紹介。
全員で手を洗ってからいよいよ調理開始。
この日作るのは、太巻きをカリフォルニアロールのような裏巻きで作る
イロドリ巻き寿司。
筆者も裏巻きは作った事が無いので、作り方に興味深々。
信州サーモンや信州産わさび、地元養鶏場の卵を使った卵焼き、
地場産の野菜など具材もとても豪華です。
まずはシェフのお手本。のりの上にご飯を広げたら、
巻き簀の上でひっくり返し、ご飯を外側にします。
これが通常の太巻きと一番違う点です。
のりの上に好きな具材を並べ、好みでマヨネーズなどの調味料もかけます。
ここが一番それぞれの個性が出るところ。
大切な人の事を思い浮かべながら作るのが大事と教わったので、
子供達も真剣です。 
巻きすで巻くのはちょっと難しいけど頑張ります。
外側には白ごまかとびっこをつけて仕上げます。

子供達が仕上げをしている間、保護者達は会場の外に出て、
太巻きを作ってくれた子供達のために感謝状を書きました。
試食の後、サプライズで子供達に渡すために隠しておきます。 最後のカットは調理スタッフの方に切ってもらい、完成!
とっても綺麗にできました。

娘が心を込めて作ってくれた太巻きは、普段以上に美味しく感じられました。
こちらも感謝状を渡して感謝の気持ちを伝え、
娘も家族に喜んでもらえてとても嬉しそう。

食べた後は、片付けもしっかりします。

片付けの後は、何人か指名して子供達の感想タイム。
どの子も家族のために一生懸命作った様子が感じられて、
微笑ましい気持ちになりました。

最後に自由に式場内の見学をして解散です。
普段あまり入る機会の無い結婚式場に、子供達ははしゃいで楽しそうでした。

めったにできない貴重な体験と地元食材いっぱいの美味しい料理で、
家族に夏の楽しい思い出ができました。

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この記事のライター

奥牧双葉
奥牧双葉
長野県在住。一児の母。 製菓衛生師/只今、お菓子の企画・開発職として修業中。 これまでパティシエールとして働いてきた経験を活かし、大好きなお菓子作りや料理などを中心に、皆様に手作りの楽しさをお伝えしていきたいです。
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