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初夏だけの味!アカシアの天ぷら

初夏の新緑が気持ちの良い季節ですね。筆者の家の周りでも、アカシアの白い花が咲き乱れています。ハチミツなどでおなじみのアカシアの花ですが、筆者の住む地域や長野県の一部では、天ぷらにして食べる習慣があります。今回は、この珍しいアカシアの花の天ぷらについてご紹介します。

写真のような白い花のことを一般的にアカシアと呼んでいますが、実は正式には「ニセアカシア」(別名ハリエンジュ)という名前で、本来のアカシアとは、日本では「ミモザ」と呼ばれている黄色い花のことです。また、「ミモザ」も、ギンヨウアカシアやフサアカシアなどの総称であり、学名としての「ミモザ」は、「オジギソウ」を指すそうです。何だか頭が混乱してしまいますが、「ニセアカシア」は元々外来植物で、日本に入ったときの翻訳の仕方でこのような名前になり、「ニセ」と付くと印象が悪くなるので、ただアカシアと呼ばれるようになった様です。

夫が散歩の途中に採ってきてくれたアカシア。食べる前には、虫や汚れなどが付いていないかよくチェックします。また、ニセアカシアは花と蜜以外の部分には、少量ですが毒があり、幹や枝にトゲもあるので、採取する際には、軍手などをはめ、必要以上に触らないように気を付けましょう。蜜蜂も寄ってくるので、蜂刺されにも注意です!

天ぷら衣にさっとくぐらせて揚げると、油に入れた瞬間にふわっと広がり、花が咲いたようになって綺麗です。

沢山できました!青い茎の部分は食べずに、花だけをいただきます。

アカシアの花の天ぷらは、かじると花の蜜の甘さと香りが口中に広がって、他の天ぷらには無い味わいです。
初めて食べた娘も、「甘くて美味しい!」と喜んでいて、筆者自身も子供の頃、母親に作ってもらった事を思い出しました。思い出深く、この季節だけの貴重な味わいです。

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この記事のライター

奥牧双葉
奥牧双葉
長野県在住。一児の母。 製菓衛生師/只今、お菓子の企画・開発職として修業中。 これまでパティシエールとして働いてきた経験を活かし、大好きなお菓子作りや料理などを中心に、皆様に手作りの楽しさをお伝えしていきたいです。
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