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こどもと考えるSDGs「お花染めの生地でエコラップ作り体験」参加レポート♪

みなさんは「蜜蝋エコラップ」をご存じですか?
蜜蝋とは、ミツバチの巣から採取される蝋です。
古代より蜂蜜と一緒に食用にされたり、接着剤の代わりに使われていたそうなのですが、
現代では化粧品、クレヨン、ワックスなど多岐にわたって利用されているようです。

その蜜蝋を使って何度でも利用できる再生可能なラップとして生まれたのが
「蜜蝋エコラップ」です。
今回、近所で開催された子供向けマルシェで
その「蜜蝋エコラップ」の体験ワークショップが出来ると知り、娘たちと参加してきました!

普段は草花遊びやお花染めのワークショップをされている
「草花遊びインストラクター©かおる」先生→SNSはこちら

お店の前にはお子さん手作りの可愛い看板とドライフラワーがお出迎え。

お店にはたくさんの彩りどりの布が置かれており、好きな布を選べるようです。
本物のお花を「バンドルダイ」という手法を使って染め上げているとのこと!素敵ですね~!
作り方は本当に簡単でした。好きな布を選んだらその上に蜜蝋の固まりをポンポンと乗せます。

先ほどの蜜蝋の上に、ワックスペーパーを乗せて、アイロンがけします。

たったこれだけで完成!あっという間に
めちゃくちゃお洒落な世界でひとつだけのエコラップが完成しました~!
かおる先生のエコラップ作りは他とはちょっと違っていて、
この蜜蝋に松から採取されたマツヤニなどをブランドして、
少し密着感を出したり、オイルを混ぜてしっとりさせたりと、
いろいろオリジナルブレンドで質感をアレンジできるんですよ〜!
まさに世界に一つだけのエコラップですね。

このまま使ってもいいのですが、私は四つにカットして、
冷たい飲み物の下に敷くコースターとして利用することにしましたよ♪
(蠟が溶けてしまうので、アイス専用です!)

少し食べ残してしまったパンを直接包むこともできるし、
夕飯の残りのおかずなどにちょっとラップをかけておきたい、そんな時に利用しています。

蜜蝋エコラップのすごい所は、何度でも再生可能なこと!
乾いて少し硬くなっても、アイロンをかければまた柔らかくなりますし、
古くなってもまた蜜蝋を足してアイロンをかければ新品同様の仕上がりになります。
子供たちにも「このラップは、洗って何度でも使えるんだよ〜!」と説明し、
ちょっとしたオヤツの残りなどはこの蜜蝋エコラップに包んでもらうことにしました。
というか、皿代わりに蜜蝋ラップの上におやつを置いて、
余ったらそのまま包んでいるだけという面倒くさがりの私です…笑
(皿も洗わなくていいからかなりエコ!)

かおる先生のエコラップは全てが自然由来。
古くなったら、最後はBBQの着火剤として燃やしてサヨウナラするそうです。
自然から生まれて、自然に還るエコラップ。
普段、やたらと無駄に使いすぎてしまう素材だからこそ、
ちょっとした食材を包みたい時くらいは、このエコラップを使おう!という気持ちになりました。

「SDGs」って、なんだか敷居が高くて、
普通の一般家庭で何から始めればいいのかわかりにくいですよね?
今回、初めて再生利用可能なエコラップを通じて、
子供にも環境問題について話す機会ができてよかったです!

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この記事のライター

こは村 こはる
こは村 こはる
ライオンのように強い母でいたい。でも、柔らかで、甘くて優しいお母さんでもいたい…そんなまるでポン・デ・ライオンのような心を持つ一児の母。なんの資格も持たない普通の主婦がお届けする、おもしろおかしい日々。
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