作る
2019.4.24
やっぱりひっぱりうどんが好き!
今や空前の鯖缶ブームです。
コストパフォーマンスがいいだけではなく、生活習慣病の予防や美容面でも優秀な食材のようですね。
鯖にはEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれていて、それらの成分が血管の老化を防いだり、血液をサラサラにしてくれるそうです!
以前、「ローリングストック活用法」の記事でもご紹介したように私は念のため災害時の非常食として常備することにしています。
芸能人の方も愛用していると有名な「感動オリーブオイル」と「食べるプラス」とのコラボ企画でもマリネとして鯖缶を利用することをオススメしました。
→「鯖缶とカラフルプチトマトの簡単マリネ」
汁ごと使える鯖缶はお酢やオイルを少し足すだけで味付けなしでマリネができるので非常に簡単なんですよ。
記事や企業のレシピサイト内ではおしゃれな料理ばかりを紹介している私ですが…家庭でこんなものを日々、食べているわけでは到底ありません!!
私や私の家族が最も愛する鯖缶の食べ方…
それは実は…
「ひっぱりうどん」なのです!!
どうでしょうか。このビジュアル。
鍋のままテーブルに置かれた茹でたての細うどん
どんぶりいっぱいの納豆…
器に盛り付けられることもなさそうな鯖缶…
インスタ映えはしませんが、どこか安心感を覚えるこの見た目…!!
まさに「忙しいお母さんの時短料理」です。
SNSに投稿してもイイネがひとつもつかなさそうですね。実の親でもスルーするかもしれません。
(ウッドボードにのせてもインスタ映えしないひっぱりうどん)
(花を添えて俯瞰写真にしてもインスタ映えしないひっぱりうどん)
調べてみると「ひっぱりうどん」は山形県の郷土料理で、「炭焼き」を生業とする職人が山籠りの際、乾麺と納豆を持ち寄り茹でたてのうどんに納豆を絡めて食べたことが始まりだとか。
あまりに美味しく簡単なので家庭にも広まったそうです。
私には月に8回ほど「何もしたくない日」があるのですが、(多いですね)そういう日は大抵、「豚しゃぶ」か「ひっぱりうどん」です。
偏食家の夫や娘も「ひっぱりうどん」が大好きなので、月に何度出されても一切文句を言いません。
納豆や温泉卵、汁ごと使った鯖缶、ゴマや刻み海苔、そして大葉。手抜き料理なのに栄養価が高そうで罪悪感が全く湧きませんね。
釜揚げうどんのようにアツアツをいただく料理なので、鍋のままテーブルに出してもこれまた罪悪感を一切感じません。
そして食後はお椀とグラスを人数分洗うだけで済むのであります…!!
究極のズボラ飯でありながら栄養価も高く、鯖缶の1番美味しい食べ方と自信を持って薦められる「ひっぱりうどん」
なんにもしたくない日のお母さんの助っ人メニューとして是非オススメしたいです!
この記事のライター
- こは村 こはる
- ライオンのように強い母でいたい。でも、柔らかで、甘くて優しいお母さんでもいたい…そんなまるでポン・デ・ライオンのような心を持つ一児の母。なんの資格も持たない普通の主婦がお届けする、おもしろおかしい日々。