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キッズカフェ本番レポート【松本手まり時計まつり】

5月の25、26日の週末に松本手まり時計まつりが開催されました。
筆者がスイーツの提供を中心に準備を手伝ってきたワンパークのキッズカフェも、
いよいよ本番を迎えたのでその様子をレポートします。

1日目。まずは、しっかりと説明を聞いて開店準備スタート。

看板を書いたり、席の準備やオーダー票を切ったりする会場準備と、
ハンバーガー作りや盛り付けを行う料理担当とに分かれて作業をすすめます。


料理指導のたけし先生に教えてもらいながら50食分のハンバーグ作り。
子供たちは、肉を丸めるのに苦戦しながらも楽しそうです。
ハンバーグに焼き目をつけてからオーブン焼きにするのは本格的で、さすがプロの技!


ハンバーグが焼きあがったら、特製バンズにのせて、
ピクルス、トマト、ケチャップ、マヨネーズをみんなで分担してトッピングします。
導線がうまく定まらずにわちゃわちゃしたり、
トッピングの途中で子ども達がどこかへ行ってしまったりなど、
キッズカフェらしいハプニングもありましたが、何とか無事完成。


料理に添えるピクルスを盛り付ける姿も真剣です。

ボランティアの保護者の方々にも、
カレー作りや子ども達の調理のサポート、会場の飾りつけ、
接客のフォローなどで沢山ご協力いただきました。

前日準備で、筆者が中学生の子や娘と大量仕込みしたプリンとベイクドチーズケーキ。
試作会での反省も活かして今度は大きな失敗もなく、子ども達と頑張って作りました。




カフェの営業がお昼にかかるので、
開店前にカレーで軽く下ごしらえして、
いよいよドキドキワクワクのお店オープンです。


お客さん第一号はお父さんで、接客した子も大喜び。
一般のお客様だけでなく、関係者の家族、友人、知人の皆様にも
たくさんご来場いただいて、本当に感謝です。
最初の方は、オーダーが重複したり、お客さんにうまく声かけできない、
オーダーの通し方が分からないなど、戸惑う様子もありましたが、
次第に慣れてくると、お客さんへの声かけや食器の片付けなど
自発的に動く場面も見えてきました。
お客さんが少ないと思ったら、自分たちで率先して呼び込みに行くなど、
大人でもなかなかできない行動も見られて、
子ども達の積極性やカフェを成功させたいという熱量が本当にすごいなと思いました。

今回の参加者は、低学年を中心としたメンバーだったのもあり、
正直始まる前は、本当にちゃんと運営できるだろうかという心配などもあったのですが、
いきいきした表情できびきびと動く子ども達の姿は頼もしくきらきらして、
子どもの可能性は大人の想像の枠を超えた所にあると感銘を受けました。

途中、手まりまつりに参加していた
人気VTuberの利休太(りきゅーた)君もカフェに来てくれて、
子ども達は大はしゃぎ。
一緒に記念撮影もしました。
利休太君は、お客さんも沢山連れて来てくれましたよ!

お客さんが落ち着いてきたところで、翌日分のプリンの仕込み。
子どもも大人も作り方に興味深々で、
質問をしながら積極的に参加してくれたので、
筆者も嬉しくなりました。
カフェの運営を通してすっかり仲良くなった子ども達。
カフェ終了後に
一緒にお祭りのスタンプラリーなどもまわり楽しそうでした。

キッズカフェ2日目。
2日目は、1日目に来ていた子も多かったので、
初日より流れもスムーズで、みんな準備段階からてきぱき動き、
チームワークの良さを感じました。


今回最年少の年中さんは、みんなのアイドル。
お兄さん、お姉さんに混ざってしっかり働いていました。
お客さんも思わず目を細めて微笑ましく見守る場面もありました。


仕事のあとのお待ちかねプリン。働いた後のプリンは、美味しい~。

最後は子ども達の疲れも見えたため予定より少し早く閉店になりましたが、
2日間大きなトラブルもなく無事終わりを迎えることができました。
市内で他にも大きなイベントがあったにもかかわらず、
2日間とも60組以上の来店があり、
子ども達一人一人の頑張りが本当に素晴らしい、思いっきりほめてあげたい、
みんなが100点満点のイベントでした。
筆者も準備の大変さはありましたが、
子ども達の成長や達成感を感じる様子を間近で見られた経験は得がたく、
自身も新しい挑戦を通して成長を感じた貴重な体験になりました。

子どもも大人も一丸となって真剣に楽しむキッズカフェ。また次回開催も楽しみです。

 

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この記事のライター

奥牧双葉
奥牧双葉
長野県在住。一児の母。 製菓衛生師/只今、お菓子の企画・開発職として修業中。 これまでパティシエールとして働いてきた経験を活かし、大好きなお菓子作りや料理などを中心に、皆様に手作りの楽しさをお伝えしていきたいです。
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